ゲームへたおじさんドットコム

1977年生まれの文系社会人。どこのクラスにも10人はいたような男のゲーム日記とメモと寄る辺のなさ。

ゲーム近況:2023年梅雨、世界樹の迷宮クリアと人生初スパロボ

2021年11月から開始して足かけ2年、断続的にプレイしているNDS版『世界樹の迷宮』一作目。発売当時途中で投げ出したのがずっと心残りで、そろそろちゃんと向き合うかと再プレイしていたのだが、ダラダラやってるうちに世界樹1~3作目のHDリマスター版が発表され、さらにダラダラしてたら発売されてしまった。追い越されたぜ(追い越しか?)

 

 

HDリマスターがリリースされたからといってそっちに鞍替えするわけもなくDS版で進めていたわけだが、さすがに5月中にはクリアしてしまおう(表ボスまでは撃破しよう)と思って追い込み的に集中プレイして、パーティの平均レベルも50半ばになり、最終階層ひとつ前(第四階層)のボス階へのアタックを開始したのが5月26日金曜日の深夜。この勢いのまま週末にキメるぜ! と思っていたのだが……第四階層ボス・イワオロペネレプのフロア、面倒くさすぎんか!

このフロアは、徘徊してる小ボス(F.O.E)10匹超をすべて倒した状態でメインボスであるイワオロペネレプを撃破しないと即復活してしまうというギミックがある。それだけならいいんだけど、小ボスたちもごく短い時間経過ですぐ復活してしまうのだ。

小ボスも連戦するとこちらのリソースが枯渇するので、数匹倒したら地上へ帰還して休み、またその階層へアタックして小ボスを数匹倒して帰還し……を繰り返して削っていく感じなのだが、小ボスの復活期間がめちゃ短い。小ボスは普通、ゲーム内時間で数日~1週間ほど経ってから復活するのだが、このフロアの小ボスに限っては1日~2日くらいで復活する(つまり宿屋に泊まって戻るとだいたい復活してる)。なので「フロア到達時に小ボスがいない状況」にはなかなかならない。

何度目かのフロアへのアタック時、最後に残った小ボスと戦っているところにイワオロペネレプが乱入してきたので、こうなったらもういいや、やっちまえ! となんとか全滅ギリギリで倒したんだが、それだとフラグが立たないらしくイワオロペネレプは即復活してしまった*1。めんどくせー! と憤慨しつつも次の次くらいのアタックでなんとか倒した。この時点で5月30日。

というわけで5月中のクリアは諦めて最終階層はわりあいのんびりと攻略した。最終階層で明らかになる真実については発売当時のネットの話題でなんとなく知ってたのだけど、改めて自分の目で見てみるとやはり感慨があるね。なにせ2年やってるので……。

そして先日、ついにラスボスを倒してクリアした。最終階層をのんびりやったからかキャラが育ちすぎてて(ほとんどのキャラがレベル60台後半)、終盤はちょっと作業感が強くなってしまったのが残念だがこれはまあしかたない。前衛に剣のソードマンと斧のソードマン・後衛にレンジャー・メディック・アルケミストというガチガチに保守的な編成だった。しかしゲーム後半戦でのレンジャーの優遇されっぷりというかスキル伸ばすと強すぎなのはちょっとバランスブレイカーだったな。あとはクリア後のエンドコンテンツとして三竜と裏ボスが残ってるけど、それは手が空いたときで、とりあえずはここまででいいかな……。

クリアまでは120.4時間かかった。俺は数年前からゲームのプレイ時間をすべてメモしてExcelで集計しているので、これはかなり正確な時間だ。だけど一般的なプレイではさすがにクリアまでこんな時間かからないよね。HowLongToBeatだとメインシナリオのみで50時間、サブクエつまんで65時間、全要素クリアでも88時間くらいというデータなので、俺はかなり時間かかってしまってるな。

 

 

俺の場合だいたいのゲームでHowLongToBeat平均×1.2~1.4くらいの時間をかけてしまうのだけど、本作は特に手こずったほうだな。いや手こずりすぎな気もする。何をやっていたんだろう。

 

そしてここでおもむろにPS Vitaを取り出し、『スーパーロボット大戦α』(PS1/ゲームアーカイブス版)を始めている。これがスパロボシリーズ人生初プレイだ。

スパロボはいつか一作くらいはプレイしといたほうがいいかなと思ってたものの、なんとなくきっかけがなくここまでずるずる来てしまった。ちょうど世界樹クリア目前くらいで、次に携帯機でプレイするゲームをどうするかなと考えていたところ、よく聴いてるゲーム系Podcast「ゲームなんとか」でスパロボ30の話をしていたので、これを機会として始めてみた。

 

 

しかし実際にプレイしてみると、思っていたよりもけっこうかったるいなと思ってしまった。まあ2000年のPS1のゲームだからしょうがないのだが……そして事前の予測より二段階ほど高度な前提知識(ロボットアニメ全般への)がいるゲームだった。こういうのなのか……。

初めてスパロボをプレイするにあたりαを選んだのは、ここから物語的に新シリーズが始まったり開発会社が変わったりとちょうど区切りがいいところらしいというのと、シリーズで一番売れたということ、あと参戦作品に夏エヴァがあること等々だったのだが(詳しくは2021年10月のゲームプレイまとめに書いていた。やろうと思ってから実際にプレイするまでこっちも足かけ2年かかってるのか……)、これ設定とかお話は前作からうっすら繋がりがあるの? なんか「以前」がある前提の会話が序盤からガンガン出てくるんだが。

ていうかこの場合の「前作」って何になるんだ。スーファミからPS/SSに移り変わる時のスパロボって短期間に移植やらリメイクやらが続いてるしナンバリングがアルファベットになったりで門外漢には複雑怪奇すぎる。スパロボってめちゃくちゃハイコンテクストなゲームだよ……だが、すでに古典の域に入っているにも関わらず俺は通過してこなかったゆえに何もわからない作品を、今あえて手探りでやっていくというのもある種の滋味があるのだ。こういうのがいい。

 

しかしさすがに古い携帯ハードで20年くらい前のゲームばかり続けてプレイするのもどうかと思うので、ワールドツアーモード目当てでSF6をやるか、あるいはディアブロ4でもやろうかとは思っている。そんな梅雨どき。今年は酷暑になるそうですな。

*1:乱入時、そのとき戦っていた小ボスはイワオロペネレプに殲滅されるのだが、たぶんプレイヤーが小ボスを倒さないとフラグが立たないのだと思う。