あいかわらずBlogは飛び飛びになってしまうな。まあ適当にやっていこう。
とはいえ前回(2019年の10月)以降は、わりとゲームが充実している。俺のゲームライフが。俺の。ライフ。人生。が。充実……充実野菜……。
昨年初頭に、思い立って俺の主要な趣味であるところの読書・映画鑑賞・ゲームの3ジャンルについて、月ごとのKPIを設定することにした。Key Performance Indicator、つまり重要業績評価指標……ふふっ、KPIだってよ。いっぱしのビジネスパーソン気取りかよ。次世代リーダー気取りか。四十路にもなって、中身は27歳くらいの感覚のまま止まっている限界中年男性のクセによお、お偉くなったもんですな。まあつまり、1ヶ月に●冊、●本、●時間プレイ……みたいな感じの目標を設定したというわけだ。KPIっていうか、別に普通だよね。KPI言いたかっただけなんちゃうか。そのとおりだ。KPI言いたかっただけなんだ。あとイシューとかKSFとかバリューチェーンとかクリシンとか腹落ちとか言いたい。し、たまに言う。言うときがあればそりゃ言いますよ。
そんで振り返ってみると、やっぱ毎月この3ジャンルのKPIをすべて満たすのは、まあちょっと難しいなあというのがあって、昨年前半は特にゲームのほうのKPIは全然未達という感じだったんですが、11月以降はちょっと他のは少し切り捨てて、ゲームに集中したわけです。もういい年なので、何かを得るためには何かを切り捨てなければならなくなってしまった。なにせ時間が限られている。そうやって取捨選択を、別に趣味に限らずすべての物事に対して取捨選択をしていかざるを得ない、それが年を取るということなのだなあと、そういうことを毎日考えている。そういうことを毎日考えているうちに20分くらい経ってしまって、ああこの20分、そういうことを考えずに別のことをやっていれば……とか思ってしまうのだが、そこでまた5分くらい消費している。計25分。俺は一日のうち、自分の自由時間でちょいちょいこの25分を空費しているのだということにやっと気づいた……のがKPIを設定しての収穫といえばそうかなあ、と。25分空費する前に、どうでもいい雑思考に囚われる前に、とりあえずゲームを起動するとか、本を読み始めるとか、溜まった録画を再生するとかすればいいわけだ。やっとそれに気づいたので、なるべく意識的にそうやっていこうとしている。
まあそんなことはどうでもいい、俺以外の人にとってはどうでもいいことなんだが、ここは基本的に俺自身のために書いているので俺にとってはどうでもよくはない大切な気づきなのだ……気づきに感謝……圧倒的成長……最高の仲間たちとの出会い……は特にないけど……感謝……。
というわけで最近やったやつとか今プレイしているやつとかのメモ。
デス・ストランディング
『デス・ストランディング』、とりあえずプレイ開始から1時間くらいだけど、この世界設定の導入としては100点満点!という感じ。
— MSRkb (@msrkb) 2019年11月10日
『デス・ストランディング』とりあえず3時間半ほど。まだゲームプレイの時間はそれほどでもなくて「語り」を見ている時間のほうが多いのだが、いつぞやのティーザーを見たとき以来思っていた黒沢清のホラー映画っぽさ(というか『回路』『叫』っぽさ)が想像以上に濃厚で驚いた。
— MSRkb (@msrkb) 2019年11月11日
『回路』のラスト以降の世界の話、みたいな感じだ。あとこれはもっと感覚的な話だけど、あのー、たまにアメリカのインディーズ系SF/ホラー映画で難解な感じのやつあるじゃないですか。ある種の寓話性もある。ああいう感じのイキフンがある(超表層的な感想)。
— MSRkb (@msrkb) 2019年11月11日
というところから始まって、しかしその後なんとものんびりした、でもどこかうら寂しい、人恋しくなるような「ゲーム」が始まり、それはいわゆる「お使い」なんだけど、それが妙に面白い……という、実に説明するのが難しいゲーム。ウォーキングシミュレーターをAAAタイトル的なルックで再構築したインディーゲーム……的な感触を抱きながら、ちまちまと進めている。でもそろそろクリアしたいかな。
The Messenger
PS Storeのホリデーセールで買った『The Messenger』をちょっとやったんだけど、これは面白いですね。
— MSRkb (@msrkb) 2019年12月29日
The Messenger、とても良いですね。気が利いてるゲーム。ゲームに限らず佳作小品を狙いにいって成功してる作品は小賢しく思えるときもあるが、本作はそこを愛嬌でカバーする手練れの作である(巨匠風感想)
— MSRkb (@msrkb) 2019年12月31日
おもしろーい。気が利いてるー。というのがレベルデザイン/難度上昇曲線から会話テキストにいたるまで隅々まだ行き届いた感じでとても良い。今折り返し地点近くというところなのかな。だがなかなか倒せなくて何度もリトライしていたボスを、「ちょっとやらせろ」とコントローラを奪った妻に2回か3回くらいのリトライであっさりクリアされたのは驚いた。何に驚いたって俺のゲームのへたさ加減にだが。
ライアン・マークス リベンジミッション
『ライアン・マークス リベンジミッション』面白い。目もそんなに疲れないし、座ってできるのも良い。
— MSRkb (@msrkb) 2019年12月31日
『ライアン・マークス リベンジミッション』、銃撃戦シーンはVRシューターとしてさすがにもうこなれた時期に入ってきてるなという感じだが、でもやっぱレールライドっぽくなるシークェンスのほうが楽しいんだよな。VRゲーのアトラクション親和性というか。
— MSRkb (@msrkb) 2019年12月31日
シューティングではなく純粋にウォーキングシミュ的シークェンスとして美術館のステージがあって、これが良かった。現代美術の大がかりなインスタレーションを見ていくんだが、VRで見ていくことを活かした展示になってる。
— MSRkb (@msrkb) 2019年12月31日
ロンドン暗黒街のドンを父に持つイギリス陸軍SAS所属の主人公。父の訃報を受け任地から故郷へ戻ってみると、ライバル組織のボスがこの機に乗じてファミリーを乗っ取ろうと画策してて……というストーリー。リベンジ言うからてっきりライバルボスの計略で父が殺されて他の家族も皆殺しに……という感じかと思ったらそこまでではない。肝っ玉母さんとお調子者の兄貴と跳ねっ返りの妹とともにわりと楽しげな雰囲気でライバル組織を壊滅させようと奮戦するようなノリだった。なかなか楽しいんだがPS VRでのプレイとなるとやはり週末じゃないと遊べないのでちょっと止まってる。
その他もいろいろ、並行してやってるのがあるんだが、あまり並行させるとみんな中途半端になるからいけないね。また後でメモしよう。