ゲームへたおじさんドットコム

いい年した男のゲーム日記とメモと寄る辺のなさ。ゲームへたおじさん、またはMSRkbと名乗っています。

ビデオゲームの絵


「昔のゲームの方が想像力を刺激されて良かった」は本当か

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俺はこの記事を書いたてっけん氏と同じような感じで、ゲーム画面の先に「リアル」な世界を想像してはいなかった。84年、小一のときにファミコンを買ってもらって初めてビデオゲームに触れたのだけど、その頃の感覚としてはドット絵、というか「ビデオゲームの絵」そのものに強烈に惹かれたというのがある。

いわゆるファミコンマンガで「ゲーム内」の描写をそのマンガの画風で「描き直された」ものがあるとなんか違うな、安っぽいなと思っていた。ドット絵をそのまま絵にしてあるほうがリアル……というかビリーバビリティがあったんだよな(伝わるかなこれ)。

初めてビデオゲームに触れたのがもう少し年上の頃……中学生くらいだったら、ドット絵の先にいわゆる「リアル」を幻視するという想像力の飛躍はたぶん一般的なことだったと思う。しかしまた、俺のように「(あの当時の)ビデオゲームの絵」そのものに強烈に当てられた層というのも、それほど少数派ではなく存在したはずだ。

だがそのような情動は、「ドット絵は想像力を刺激するから良い」という、この20年くらいのドット絵懐古/再評価言説で使われがちなクリシェによって上書きされ、記憶の隅に追いやられてしまっているだけなんじゃないのか。そんなことをここ数年、漠然と考えている。