前回更新で、10年くらい前にトレーラーを見たとあるインディー系レースゲームがその後どうなったのか気になる、という話を書いた。
トレーラーから読み取れるゲーム内容は、ドリフトばりばりのアーケードライクでオールドスクールなレースゲーム、という感じ。
まあそれだけならインディー系レースゲームではよくあると思うが、このゲームはアートスタイルが独特だった。今で言うところのニューレトロ的な色使い(パープル基調パステルカラー系の)に近い、でもどっちかというとそっちよりも、PC-6601のゲームみたいな画面内にやたらと黄色味があるようなアートスタイルで、他ではあまり見たことのないテイストだった。
その後どうなったのか、果たしてちゃんとリリースされたのかずっと気になっているものの、タイトルを忘れてしまったので調べられなくて困っていると書いたところ、id:dotimpactさんから教えていただき無事判明した(ありがとうございます!)。『Drift Stage』というゲームだ。
これよこれ、まさにこれだよ。すげえ独特なアートスタイル。当時のトレーラーはこちら。
トレーラーが発表されたのは2014年の8月で、ちょうど10年前だった。
で、実際のところリリースされたのかと調べてみたら、その後クラウドファンディングを経てSteam Greenlight入りを果たしたが、開発チーム内のゴタゴタなどもあって長いこと中断してしまったようだ。ところがなんと、昨年初頭に長い沈黙を破ってSteamで早期アクセス開始していた。
とはいえ現状ではアルファROMにも満たないような未完成の状態らしいので、ちゃんとした完成形までこぎ着けるかはわからない。早期アクセス開始してから一年半くらい経ってるけどゲーム内容の目立ったアップデートはないようだし。
というわけで、現状で購入を薦めるのは躊躇われるものの、気にはなるのでそのうち買ってみようかと思っています。