ゲームへたおじさんドットコム

1977年生まれの文系社会人。どこのクラスにも10人はいたような男のゲーム日記とメモと寄る辺のなさ。

2022年8月のゲームプレイ

その月に遊んでいたゲームやその周辺のことをまとめて定期的に記録していけば後で読み返した時にその時期の空気感がわかりやすいよなーと思い立って「月まとめ」というカテゴリーを作ってみたものの、当然のように毎月は書けず、最後に書いたのが今年の2月でしかもそれは「2021年11-12月のゲームプレイ」ですでに大幅に遅れてのまとめになっていて、そして今年に入ってからのまとめは書いていない。まあいいや。そんなものだ。というわけで気が向いたのでまとめを再開する。

2022年8月にプレイしたゲーム、その周辺のことがら、あるいはプレイしなかったゲーム、等々のメモ。

 

『モンスターハンターライズ』

ぼちぼち進めている。がっつりやっている感はあまりなく、寝る前にちょっと1時間だけ、みたいな付き合い方だ。

サンブレイクがリリースされた記念でライズのほうで配布された武器・防具のセットがあるのだが、それがとても強力だったりする。村クエではクリアまで3落ちすることはまずない。集会所でも下位クエストはソロでやってもほとんど苦労せず、上位の序盤になってやっと少しだけ手応えが出てきたかな……くらいの強さだ。

ぶっちゃけゲームバランスとしてはどうなんだというくらいに強い武器・防具で、まあ「あんたがたみたいにサンブレイクリリース記念のセールで安くなってたから今頃ライズ始めた人たちは、この武器と防具でとっととライズ終わらせてサンブレイクのほうに来てくれや」というカプンコからのメッセージなんだろう。了解ッスということで楽させてもらっている。

でもソロやら野良の救援要請での一期一会的なマルチではちょっと物足りないのも事実なので、同じタイミングでライズを始めた友人らと時間を合わせてマルチしてみた。さらに楽ちんで、そして当然のように楽しい。

ちょっと意表を突かれたのがそのうちの一人が配布された強い防具セットを使わず、発動スキルもまったく気にせず、「仮面ライダーみたいでかっこいいから」という理由だけで組み合わせた防具を使っていて(まだハンターランクが低いので重ね着装備も使えない)、そうだよなー楽ちんだからって配布された強い防具だけ使ってりゃいいってもんじゃないよなーと思い、俺もさっそく黒ギャルらしいアグレッシブなエロさに満ちた防具の組み合わせを探ることにした(書き忘れていたが今回のモンハンでも自キャラのデザインはいい感じの黒ギャルにしている)。なかなかそれっぽい感じの組み合わせを三種類ほど登録し、その日の気分でそれを着回して最近はソロプレイをしているのだった。

 

『ダライアス外伝』

リビングで使っている液晶テレビ(東芝のREGZA)がもう13年選手になっていて、未だに特にこれといった故障や不具合もないんだけど、PS5も買ったことだしHDMI 2.1対応のOLED TVもだいぶお値段がこなれてきたということで買い換えた。LGのOLED55C1PJB、いわゆるゲーミング機能付きの2021年モデルだ。型落ちなので想定していた予算よりもかなりお安く買えた。前のREGZAが40インチで、家に来た当初はでかいなーと思っていたが、今度は55インチだからさらにでかい。そして薄い。綺麗。スマートテレビなので各種配信サービスも直接起動できてとても便利。昨年から洗濯機や掃除機など主要な家電の買い換えを行っているのだが、家電は買い換えが10年周期くらいになるからその進化をビビッドに体感できていいよね。スマホやPCやゲーム機だともっと周期が短いからこういう種類の感動はあまりない。

そんなわけで新しいテレビになって何のゲームで遊ぼうかと考えていたとき、急に『ダライアス外伝』を遊びたくなった。どういう連想の繋がりなのかは自分でも良く分かってなかったのだが、実際にやってみるとこれがとても良い。外伝は別に3画面筐体でも2画面筐体でもないゲームなので大画面になってもそんなに関係ないかなと思ったんだけど、OLEDの発色だとドット絵の美しさがより際立つ感じがある。特にボス戦が顕著だ。思わず見とれてスクリーンショットを撮ったのだが、後で見返して、せっかくだから全ゾーンのボスをスクリーンショットに収めてみるか……という気持ちになり、他のゲームの空き時間を見つけて撮影している。今更ダラ外のボス全種スクショなんて、ネットでいくらでも画像を見つけることができるだろうが、これを自分で撮っていくことになんかこう、いい感じのアレが発生してるんじゃないかと思うんだよね。魚拓みたいなもんでさ(『ダライアス コズミックコレクションAE』版でプレイ)。

 

『ソリティ馬』、3DSを持ち歩く

さて、3DS・Wii Uへのニンテンドーeショップへの(3DS・Wii U本体からの)残高追加が8/31で終了、来年3/28には購入・DLも終了ということで各所で「これはマストバイ!」的な記事が出ていた。残高追加終了に合わせての大幅値引セールも各メーカーが開催していたので、かなり久々に3DSを立ち上げる。どうもAボタンの効きが悪くなっている気がするんだが、今って3DSも2DSも新品はもちろん、中古も高くなっちゃってるんだよね……まだしばらく壊れないでいてくれるといいんだが。

残高追加自体は9月以降もWebやSwitch経由でできるので(3DS・Wii UのニンテンドーネットワークIDをSwitchのニンテンドーアカウントに連携しておく必要があるが、まあこれはSwitch持ってる人ならみんなやってるだろう。詳しくはGame Watchのこの記事をどうぞ)、「マストバイ!」記事に上がっているようなバーチャルコンソールやDL専売タイトルについては慌てて買ったりはしないが、セールはどこも8月末まで。ということで駆け込み的にいろいろ買った。アトラスセールで『世界樹の迷宮Ⅳ』『~Ⅴ』『~X』が各1000円で買えたのは良かったんだけど、これプレイするのはいつになるだろうな……(まだDSの『世界樹の迷宮』一作目をぽちぽちやってる)。

あと、そういえばリリース当時話題になってたけど手を出さなかったなーと思って『ソリティ馬』を買った。なんか想像よりも抽象的なルールのゲームだったので少々面食らった。面白いのは面白い、でもソリティアと競馬の面白さがこのメカニクスによって有機的に結合しているのだろうか、結合というかなんかぜんぜん別のものへとトランスフォームしている気もする、だがそれもまたおもしろということではあるのか……とか考えているうちに毎回よくわからなくなるのだが、それでもぼちぼちやっている。

どう考えてもスキマ時間にやるゲームなのでそれこそ数年ぶりで3DSを鞄に入れて持ち歩いているのだが、eショップ終了カウントダウンのこのタイミングだし、誰か俺と同じような数寄者とすれ違ったりしないかしらん、と「すれちがいMii広場」を起動してみる。懐かしいね。でも残念ながらすれ違った人はおらず、画面には最後に持ち歩いた6年前にすれ違った人たちが並ぶだけだった。この人たち、今も元気だろうか……とちょっと思いを馳せた。

 

PS5値上げ

9/15からPS5が5,500円値上げされることが発表された(8月25日発表)。コロナ禍・ウクライナ危機の影響による資材調達困難・世界的な物価上昇・為替変動……とまさに「時代」の1ページという感じだが、ロンチから2年たつのに未だに供給が安定せず、PCゲーミングの復権もあって、ネットのゲーマー世論的には燻り続けていたPS5終わった論が一気に爆発した感じになっている。まあそりゃそうなるだろうなとは思う。

俺は幸運にもPS5をすでに手に入れているし、正直なところけっこう気に入って使っているところなので、世間の空気はそれはそれで俺は別にやってくよというノリでいる。だが、2020年にPS5もXbox Series X|Sもロンチする直前の頃に書いた以下の記事で

俺はこんなことを書いていた。

さっきも書いたとおり「Xbox」は今やゲームサービスのブランド名であり、そのラインナップの一翼としてコンソールのSeries X|Sがある、という感じと俺は認識している。であれば、これは感覚的な話になるが、俺は敢えてディスク非対応のSeries Sを買ってXbox Game Passも全部入りのULTIMATEに乗り換え、PCとコンソールでフィジカルコピー(ディスク)なし&サブスクの「サービス」としてのゲームを体験したい、という思いがある。全世界的なエンターテインメントコンテンツビジネスの潮流としてのそういうやつに乗っかりたいと思ってるわけだ、Xboxでは。

一方でPS5のほうは、HDMI 2.1に対応するテレビのこなれた価格帯のやつが出てきて、テレビを買い換えるのと同じタイミングで買うことになるんじゃないかなと思ってる(今使ってるテレビはなんともう11年選手だ)。PS5はフィジカルコピーが(まだ辛うじて)メインストリームである最後の世代のコンソールとなるだろうから、これは当然ディスク有りモデルでちゃんとHDMI 2.1対応のテレビを買ってから導入しよう、という気分でいる。この世代の有終の美をしっかり味わいたいという気分だ。

2年たっての答え合わせではないが、結局XboxのほうはPC Game Passで充分以上に満足してコンソールのSeries X|Sにはほとんど興味を失ってしまった。前述のとおりHDMI 2.1対応のテレビを買ってPS5を遊んでいるわけだが、「フィジカルコピーが(まだ辛うじて)メインストリームである最後の世代のコンソール」としてのPS5の寿命は、俺の想像よりもずっと短いものになってしまいそうな雲行きなのは否定できないだろう。「この世代の有終の美」などと書いたが、なし崩し的に次のフェーズへと移行してしまって華やかなカーテンコールなどは期待すべくもない、のかもしれない。なんというか、時代の移り変わりの速度が倍々ゲームで加速していくのを感じるな。