ゲームへたおじさんドットコム

1977年生まれの文系社会人。どこのクラスにも10人はいたような男のゲーム日記とメモと寄る辺のなさ。

『パニクルパネクル』をアーケードアーカイブスに

昨年9月からアーケードアーカイブスナムコタイトルがラインナップされるようになって、現在までコンスタントにリリースが続いている。いわゆるド定番の名作以外にも、今まで移植に恵まれなかったタイトルもちらほら入ってきているので、この調子でどんどんやっていってほしいなと思っている。

それで、これはけっこう前から言っていることだが――そして俺のような無名の輩がいつから発言していようと別に関係ないことではあるが――『パニクルパネクル』をぜひ移植してほしいんだよなー。いやー、難しいだろうけど、アーケードアーカイブスはときどきすごくニッチなタイトルが入ることもあるので、これなんかもどうだろうなあ、という。

『パニクルパネクル』は2002年にアーケードでリリースされたパズルゲーム*1。まだ公式の紹介ページが残っていた。簡単に言えばオセロのルールをアレンジした変格落ちものアクションパズルゲームだが、石を盤面のどこに置くかを選ぶカーソルを「プレイヤーキャラクター」と見立て、石が置かれている場所を乗りこえて先に進むことはできない、というビデオゲーム的なルールを課すことでよりスリルとアクションが生まれる……という内容になっている。

まあライトなパズルゲームであることは確かだが、なんというかこういう「こぢんまりとした1人用アクションパズル」を手元に置いて時々ちょいちょいと遊びたい……つまり手すさびとしてのビデオゲームが欲しい、という思いが俺には昔からあって、これなんかはそれにちょうど合致するのだ。それと、当時仕事帰りに地元の駅近にあったゲームセンターに寄ってこのゲームをプレイするのがルーチンになっていた時期があって、そういう意味で個人的に思い出深い。

そういう個人的な想いは別としても、あまり振り返られることのない小さな佳品という感じではあるので、アーケードアーカイブスに移植されて再評価されるといいなと想っている。でも当時からそんなに人気があったわけじゃないから難しいかな実際のところは。でもやってくんないかなー。YouTubeにいくつかプレイ動画があったのでわかりやすいのを貼っておく。

当時はぜんぜん意識してなかったけど、今改めて見るとBGMがちょっと遅れてきた渋谷系って感じで面白い。まあでもこの頃の一部のナムコタイトルはわりとこういうとこあったかな。

 

あとこれはぜんぜん『パニクルパネクル』とは関係ない話だが、オセロのルールについて今さっき調べてたらWikipedia日本版の記事が妙に充実していた。特に「オセロ」と「リバーシ」の関係性についての項目が面白い。そこらへんについてはいろいろあるので過去にもWikipediaの記事ががっつり変わったり削除されたりといった経緯があったようだが、とりあえず2020年4月11日時点の版で「良質な記事」の判定がついて内容が落ち着いているみたいだ。

*1:その後携帯電話(フィーチャーフォン)版アプリでも出ていたらしいが、俺はPHSだったのでこちらのほうは未プレイ