ゲームへたおじさんドットコム

1977年生まれの文系社会人。どこのクラスにも10人はいたような男のゲーム日記とメモと寄る辺のなさ。

とうとうPS VRを手に入れた!

ロンチ前の予約はもちろん、その後の追加販売のタイミングでもまったく買えなかったPlayStation VR。いったいいつ手に入れることができるんだ……と半ば絶望していたのだが、3月末の追加販売のタイミングで、親切な方のご協力もあり、とうとう購入に成功! 商品を引き取りに行けたのが金曜の夜だったので、この週末は雑然としたリビングのテレビ周りを整理し、セッティングを整えていろいろ試してみた。いやね、まだ低価格帯の配信専用ソフトだけでフルプライスのゲームは試してないんだが、すでに最高に満足している。

昨年はいろいろな機会を逃さず、PS VR以外にもGoogle CardboardやGear VRなどのローエンドからHTC Viveのようなハイエンドまで一通りのVRデバイスを試したのだが、試遊会イベントとか友人宅とかアトラクションとか、すべて「人のグラウンド」での体験だった。VRとはこんなもんなのだなという感覚はしっかりあったのだが、それと「自宅でVRをプレイする」のとはなんか根本的に違う感覚だ! というのが最初の驚きだった。

もうほとんどポエムに足を踏み込んでるけど、正直なところVR空間にある種の「安らぎ」さえ覚えてしまっている。他人のグラウンドでやるのと、実際に購入して周辺環境も含め自分にあったセッティングをじっくり調整してやるのとではぜんぜん違うんだなーこれが。夜、静かな部屋でプレイしていると、完全に「この」現実とは別の現実世界の中に入ったような気分……というかもう「実感」と錯覚するくらいの感覚が湧き、バーチャルリアリティという言葉の意味を今こそ本当に理解したと思ったよ。生活の場である自宅に突如異世界が出現した感じでもあるし、端的に言って部屋が1.8倍くらい広くなったという生活に密着したベクトルの感覚もある。とても不思議。

遊んでるゲームそれぞれについてはそのうち順次メモしていく。取り急ぎ、シネマティックモードでアーケードアーカイブスのソフトを遊ぶと、テレビで遊ぶよりもゲーセンっぽいというのは発見だった。大型液晶テレビで画面から離れて遊ぶのに比べて、解像度の甘さと、顔の近くに画面があるという距離感がとてもゲーセンっぽい。