思うところあって、『初音ミク -Project DIVA- F』『同2nd』をちょろちょろ再開している。
やっぱ『2nd』の難易度調整はキツすぎたんじゃないかという思いを新たにしたが、まあそれはいい。なぜならNormalどころかEasyモードでたらーっとプレイしているからだ。
自分の中で一度「終えた」ゲーム……それは必ずしも「クリアした」を意味しなくて、まあここまでやったらまずはいいだろう、という満足感ないしある種の諦めが訪れたゲームということなのだが……を時間が経ってからもう一度遊ぶときの、あの気安い感じ、リラックスした気分、余裕、のようなものは独特だ。もういちばん簡単なモードでぜんぜんいい、それを選んでも「負けた」気分にはまったくならない。そしてなんというかこう、手になじんだ作業道具を久しぶりに握りこんだときのような安心感がある。あるいは寒い季節が来てクローゼットから出した革手袋を無意識に撫でさすって柔らかくしようとしたり皮脂で艶を出そうとしてるような感じ、あの感じ。
まあそんな感じで、気が付いたらディスクを入れ替えつつ朝方までプレイしていた。