ゲームへたおじさんドットコム

1977年生まれの文系社会人。どこのクラスにも10人はいたような男のゲーム日記とメモと寄る辺のなさ。

スマホ落とした

ぼんやりしながら帰宅してたらスマホを落としてしまった。わりとすぐに気がついて、とりあえず「iPhoneをさがす」で紛失時のロックモードにしたものの、結構ヒヤヒヤしながら一晩を過ごした。朝、昨日のうちに問い合わせてたところから発見の旨の連絡があり、さっき取りに行ってきた。いやー良かった。まあ大事なデータは今や全部クラウド側にあるので、安全のために速攻で端末内のデータ消去の遠隔操作をしても良かった、というかするべきなんだろうけど、躊躇したのはせっかく進めたFGOのプレイデータが消えるから(引き継ぎパスもまだ確認してなかった)、ってのがちょっとやばいなと反省したりした。あと連続ログイン記録が途切れるのとか。まだ10日くらいだから別にいいんだが。

というわけで、イベントをちょこちょこやりつつ、レベルアップ用の素材クエストを巡回する毎日。

360を再起動、RAIDEN FIGHTERS ACES

久しぶりにXbox 360を引っ張り出してきた。2年強、火を入れてなかったので丁寧に磨いて起動。やっぱ古いハードもたまに温めてやらないといかんからね。

というわけで、寝る前に30分くらい『RAIDEN FIGHTERS ACES』をプレイし直している。改めて感じるが、やっぱRAIDEN FIGHTERSシリーズのテンションの高さはちょっと異様だ。BGMはもちろん、ゲーム展開から飛び交う弾から幕間のデモから自機のスピードまで*1、ぜんぶのBPMが早い。というかなんかこう、テンションというよりもゲームの血圧が高い。高血圧ゲームだ。

以前は、職場の近くにあったゲーセンで昼休みや仕事帰りに何度も遊んで思い出深い『RAIDEN FIGHTERS JET』が一番好きだったけど(ドリフトして駆けつける敵戦車が最高!)、今は一作目こそが最もテンション高いということに気づいたので、そればかりやってる。まあへたなんでワンコインクリアなんてのはできないが。

 

ライデンファイターズ エイシス

ライデンファイターズ エイシス

 
Raiden Fighter Aces-Nla

Raiden Fighter Aces-Nla

 

*1:遅いやつもいるけど。

FGO始めた(というか再開)

Fate/Grand Order』、iPhoneで配信されてから二ヶ月後くらいに機種変更し、やっとプレイできるようになったので(それまではiPhone 4sだったので起動しなかったのだ)遊んだことがあったのだが、あのときは序章途中で「なるほど」と一定の学びを得た後プレイが中断し、一年後くらいに消していた。が、4Gamerで第一部完結記念ロングインタビュー記事を読んだので、じゃあちょうどいい区切りだろうしということで再開してみた。改めてダウンロード&インストール

前回はチュートリアルである序章での戦闘を、あまり考えずにひょいひょい飛ばしていたのだが、今回はちょっと慎重にやってみる。シンプルで、適当にやろうと思えば適当にできるが、ちゃんと考えてやると結果に如実な差が出てくるシステムなんだな、なるほどなるほどと独りごちつつ、サクサクと序章のクエストを進める。

俺はどうも、ソーシャルゲームチュートリアルがあんまり肌に合わない人間らしく、だいたいどのゲームでも「こんな簡単なこと延々続けさせてよお、なんなんだよ……馬鹿にしやがってよお……どうせゲーム本編が始まってもこの繰り返しなんだろ……そんな作業じみたことを何が楽しくって大の大人がやらなきゃいかんのよ……」と虚無に囚われることが多い。フィーチャーフォン時代の「カード」ゲームならチュートリアルもすぐ終わったが、今日日のソーシャルゲームではそうもいかず、それなりに時間がかかる。そうなるともう、すぐに虚無に囚われてしまって、近々の例だとファイアーエムブレムのあれがまったく駄目だった。あとFEシリーズをそもそもぜんぜんやってないので、シリーズのあのキャラがぞくぞく参戦とかいうのにもまったくピンとこず、知らないキャラばかり出てくるので俺にとっては一億愛と同じだなこれ……などと思ってしまった。

で、本作のチュートリアル的な部分もそれなりに長いのだが、そもそもそのパートで「ゲームの説明」に入る前にわりあい長い会話シーン、つまりそれなりの量のテキストパートがあって、それを読み進んでいるうちに虚無感は消えていくのであった。テキストを読むのは作業ではない。そしてやはり奈須きのこの文章はスクリプトに乗ってこそ本領を発揮するのであった。ソシャゲ的細切れクエストに付随するテキストという形式が、自然と新聞連載小説のような読み方のリズムをとらせる。ということで早く続きを読みたいと進めているうちに序章をクリアしたのだった。

というわけで連日やっている。種火周回クエもこまめに回って手持ちのサーバントのレベルアップに勤しむ。このタイプのソーシャルゲームではこの類のフィーチャーが一番面倒、つまり露骨に「作業」じみてて厭なんだけど、これの場合は今のところぜんぜん苦にならないな……。

現在、一章の終盤くらいか。プレイヤーのレベルは21になったあたり。

スマホゲーメモ

カルチョビットA』以外にここ2ヶ月くらいで遊んだスマホアプリゲーについてメモしておこう。

『Buriedbornes』AUTOMATONのレビューを読んで気になったので始めてみた。FC版『ウィザードリィ』ライクなルックのためスタンドアロンで完結する昔ながらのゲームかと思い込んでたら、裏で動いているのはわりとがっつりネットゲームというか、スマホアプリ時代の作りになっているのがちょっと驚いた。スマホソシャゲ的なサービ運営感や、『デモンズソウル』『ダークソウル』的な他プレイヤーとの非同期な関わりがあるっぽいところとか、かなり意欲的に「今のゲーム」からいろいろ取り込んでいる印象。ただ、トレスとかではないんだけど、ちょっとこれは末弥純すぎない? オマージュと言うには若干あれじゃない? 特に色使いなんかが……ってとこがときどきあるのが気になると言えば気になるんだけど、まあ、それは。

Buriedbornes 【ダンジョンRPG】

Buriedbornes 【ダンジョンRPG】

  • yujiro komine
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『10BATTLE』。ぱっと見は『Threes』にパズドラ合わせたようなお手軽発想ゲーム。そんな感じなのでヌルい序盤は適当にプレイしてしまうんだけど、ステージ3後半くらいから「あ、これ序盤からちゃんと考えてなきゃいかんやつだ!」と気づく。ステージをクリアしても盤面の数字パネルの配置は持ち越しするので、漫然とプレイしていては徐々に強くなっていく敵にぜんぜんダメージを与えられないのだ。そしてラスボスで返り討ちにあって二周目に入ってからが本番という感じで、かなり歯ごたえがあってなかなか面白かった。アートも上品でいい感じ。

10BATTLE

10BATTLE

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『戦艦少女R』。こなだから始めた。クローンとまでは言わないがフォロワーというにはそのまんまなとこが多い艦これに似たゲーム。だが艦これのシステムやUIで誰しも不満に思ってたであろう部分を丁寧に潰してて快適なのは確かで、「ファンによる勝手アッパー移植」めいたものがある。これとアーケードがあれば「艦これみたいなやつ遊びたい」欲求はすべて解消できるんじゃないかなという気が今している。

戦艦少女R

戦艦少女R

  • MOE FANTASY INC.
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やれてない

ゲームやれてない。やれてないなあ。『カルチョビットA』はチョコチョコ進めています。今回のはシリーズで一番いい感じなんじゃないかなと個人的には思う。これで最後まで遊ぶのにたったの1200円買い切りというのは、なんか逆に申し訳なくなってしまう。先週号のファミ通で開発のゲームアディクトのスタッフインタビューが載ってたけど、DLした人に占める購入者率はインタビューした時点で10%とけっこう高いそうだが。あとこれからも薗部ゲーのスマホ移植を中心にやっていくとのことで、『ベストプレープロ野球』が出るようなこと匂わせていた。俺は『競艇WARSマクル6』がやりたいな。やったことないので。

あとは、PS4配信版を買ったものの詰んでいた『INSIDE』を始めてみたり。この開発者の前作『LIMBO』は雰囲気は好きだけど、途中でパズル的な要素が面倒くさくなって最終的な印象は「まあまあ」止まりだったんだが、今回のはそこらへんもちょうどいい塩梅だし雰囲気はもっと良い。以前、某Dさん(発言の細部が記憶違いかもしれないので仮名)から「『INSIDE』はZフィックスだ! 横スクロールゲームにおけるZ軸の有り様を再定義しているとこが良い!」というようなことを伺っていて、それを聞いた席ではどういうことだかよくわかってなかったんだが、やってみたらなるほどと思った。Zフィックス、確かに。

あとは毎年恒例のゲーム放談の年間ゲーム会議を読んで、ふだんチェックしてない方面のゲームの情報をまとめて仕入れている。とりあえず『戦艦少女R』をダウンロードした。

2016年ベスト前半 / 2016年ベスト後半

養命酒のゲーム

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ちょっと前に話題になった上記の広告だけど、いったいどういう意図のクリエイティブなのか全然わからん。局所的に話題にはなったが、実際にクリックして「ゲーム」とやらをプレイした人の話はぜんぜん聞かなかったし。

というわけで広告はクリックしなかったが検索してみたら、この広告よりは狙いが分かりやすいキャンペーンサイトが出てきた。

http://yomeishu-icho-de-joujou.com/

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なるほどねー。音ゲーだったのか。

カルチョビットA

そんなわけで1月中頃くらいまでゲームから遠ざかってたのだが、スマホで『カルチョビットA(アー)』が配信されたのでそれをずっとやってる。開発のゲームアディクトという会社は初めて聞くが、パリティビットと同じ住所にあって役員に薗部氏がいるので開発専門の新しい関連会社なんだろう。

このシリーズはGBA版からやっている。3DS版はインターフェース周りのレスポンスがちょっと不満だったり、試合のペースがGBA版より遅くなったようなのが気になったりと必ずしも手放しで褒められなかったが、しかしもちろん好きなシリーズだ。ぶっちゃけサッカーに関しては知識も興味もほとんどないのだが、唯一このゲームだけは楽しくプレイできている。たぶん「サッカー」のエッセンスの抽出のしかたとゲーム的な抽象化への落とし込みが俺にとってちょうどいいのだろう(ちゃんとしたサッカーファンに言わせるといろいろ痒いところに手が届かないもどかしさがあるそうだし)。

で、1月中頃にスマホ版がリリースされたのだが、てっきりスマホアプリらしく軽いソーシャル要素を入れてきたりガチャ的なものとかを入れてくるのだとばかり思っていた。「特訓」のカードや選手をガチャで引かせるみたいなね。たぶんそんなアレンジをするんだろうなーと思ってそれほど期待せずにダウンロードしてみたら、そういうの一切なくて完全なオフラインの1人プレイ専用ゲームだった。3DS版であった非同期の対人プレイさえも実装していない(そして今後も実装するつもりがないと公式が明言している)。

今時珍しいというかなんというか、すごい感覚的なことを言うと、スマホアプリ的なとこがほとんどなくて完全に携帯ゲーム機のゲームという感じの作りだ。最初の2つのリーグで優勝するまでは無料で、その上のリーグ(J2とJ1相当のリーグ)に昇格する際に1200円払って「ライセンス」を購入する必要がある、という仕組み。

ただこれ、そこまで進むのにけっこうなプレイ時間が必要。最初のリーグは(過去作に比べて序盤の難度がゆるめなので)ほとんどの人がゲーム内時間の1年目で優勝できるはずだが、2つ目のリーグは2年目で優勝するのは難しいはず。だから多くの人が最低3年目までは無料状態で、そこまででプレイ時間はだいたい10時間前後はいくはず(今作では試合をスキップすることができない。そのかわり、試合シーンは他のアプリに切り替えたりスマホをスリープさせてもバックグラウンドで進行している)。買い切り系アプリとしてはかなり太っ腹なほうだと思う。そしてその全開放キー以外の課金要素が全くない。遊んでて、もう少しハングリーになってもいいのよ……と心配になってしまったのが正直なところだ。

ゲームとしてはまさにカルチョビットスマホ版、過去作からの「進化形」的なところはほとんどなくて、スマホのタッチパネル操作に最適化させつつ、細部を洗練させたという感じか。ただ、試合中の選手の動き、つまりAIに関しては確実に進化していて、よりいっそう「らしい」動きになっている。また、試合のテンポも良くなっていると感じた。

というわけでみんなやろう! そして1200円払おう! Android版もあるよ。