『カルチョビットA』以外にここ2ヶ月くらいで遊んだスマホアプリゲーについてメモしておこう。
『Buriedbornes』。AUTOMATONのレビューを読んで気になったので始めてみた。FC版『ウィザードリィ』ライクなルックのためスタンドアロンで完結する昔ながらのゲームかと思い込んでたら、裏で動いているのはわりとがっつりネットゲームというか、スマホアプリ時代の作りになっているのがちょっと驚いた。スマホソシャゲ的なサービ運営感や、『デモンズソウル』『ダークソウル』的な他プレイヤーとの非同期な関わりがあるっぽいところとか、かなり意欲的に「今のゲーム」からいろいろ取り込んでいる印象。ただ、トレスとかではないんだけど、ちょっとこれは末弥純すぎない? オマージュと言うには若干あれじゃない? 特に色使いなんかが……ってとこがときどきあるのが気になると言えば気になるんだけど、まあ、それは。
『10BATTLE』。ぱっと見は『Threes』にパズドラ合わせたようなお手軽発想ゲーム。そんな感じなのでヌルい序盤は適当にプレイしてしまうんだけど、ステージ3後半くらいから「あ、これ序盤からちゃんと考えてなきゃいかんやつだ!」と気づく。ステージをクリアしても盤面の数字パネルの配置は持ち越しするので、漫然とプレイしていては徐々に強くなっていく敵にぜんぜんダメージを与えられないのだ。そしてラスボスで返り討ちにあって二周目に入ってからが本番という感じで、かなり歯ごたえがあってなかなか面白かった。アートも上品でいい感じ。
『戦艦少女R』。こなだから始めた。クローンとまでは言わないがフォロワーというにはそのまんまなとこが多い艦これに似たゲーム。だが艦これのシステムやUIで誰しも不満に思ってたであろう部分を丁寧に潰してて快適なのは確かで、「ファンによる勝手アッパー移植」めいたものがある。これとアーケードがあれば「艦これみたいなやつ遊びたい」欲求はすべて解消できるんじゃないかなという気が今している。