ゲームへたおじさんドットコム

1977年生まれの文系社会人。どこのクラスにも10人はいたような男のゲーム日記とメモと寄る辺のなさ。

トライ8F、コアランド開発のセガゲー

www.huffingtonpost.jp

 警視庁四谷署は29日、アニメ「ラブライブ!」の偽グッズをクレーンゲーム機の景品にしたとして、東京・秋葉原のゲームセンター「秋葉原クレーン研究所」を経営する法人と、その男性社長(68)=千葉県流山市=ら男女3人を著作権法違反(頒布目的所持)の疑いで書類送検した。

 署によると、送検容疑は5月16日と10月28日、東京都千代田区内のゲームセンター2店舗で、「ラブライブ!」の著作権を持つアニメ制作会社の許可を得ずに製造されたバッグなど約140点をクレーンゲームの景品として使ったというもの。署が景品を押収して調べたところ、正規品は一つもなかった。社長らは容疑を認めた上で、「偽グッズを入れたゲーム機は1週間の売り上げが約170万円あった」と話しているという。ゲームセンターを著作権法違反で摘発したのは、警視庁で初めて。

 

海賊版プライズを売っていた側が送検された、ということで話題となっている事案だが、「秋葉原クレーン研究所」の経営会社はトライ アミューズメントタワーと同じ。ということで俺としては、トライ(の8Fレトロゲームフロア)は大丈夫だろうか……というところだけが気がかりだった。そしたら案の定というかなんというか、

 となってしまった。こうなった本当の事情は当事者じゃないので迂闊なことは言えないが、この措置への意見も各所から出ている。

俺はトライのレトロゲームフロアでたまに稼働するコアランド開発のセガゲー*1を遊ぶのが密かな愉しみだったんだよ……『ラフレシア』とか『SWAT』とか『4Dウォリアーズ』とか、本当に、なんとも表現しようがない、ビデオゲームの表現がまだ記号のくびきから逃れようと足掻いていた時代に咲いた、目覚めながら見ている悪夢のような、変なゲームばっかでさ……いや、別にトライ以外にもレトロゲームに強いゲーセンが都内にはいっぱいあるし、そういうところで上記のタイトルが稼働することだってあるとは思うんだけど、トライのレゲー階のあの鄙びた雰囲気の中でやるのが良かったんだよな。平日の夜遅くに。

 

……などと感慨に耽っていたら、

 だそうで、レトロゲームは大丈夫のよう。そうかそうか。ならいい。俺にとってはこの件解決(えー)。

 


ラフレシア


SWAT(コアランド/セガ) 1周クリア


The Arcade Chronicles - Episode 17 - 4D Warrior

*1:コアランドはセガアーケードゲームなどをいくつも開発した後、バンダイの子会社となりバンプレストに社名変更する。が、2008年4月1日をもってゲーム事業をバンダイナムコゲームス(当時)に移管、吸収合併されて解散している。現在存在している「株式会社バンプレスト」はその際に旧バンプレストからプライズ事業を移管して新規設立された別会社。それとは別に、ゲームブランドとしての「バンプレスト」は近年までバンダイナムコ製ゲームの起動時などに表示されていた。

電車の中の風景

Blogを長いこと続けていて(……と言っても、そんなに頻繁に更新しているわけではないが)楽しいのは、自分でも忘れていた過去の小さなことを思い出させてくれるところだ。メインのBlogのほうで11年くらい前にこんなメモをしていた。

 

ngmandotherdesire.hatenablog.com

2005年3月のエントリで、その前年、2004年末に発売されたニンテンドーDSPSPを電車の中でプレイしている人を見かけることがだんだん増えてきたということを書いている。

GBAのときは子供か20代のオタク風男性がプレイしているところしか見たことがなかったが、NDS/PSPが発売されて急に違う層の人たちを見かけるようになった。購買層のデータで知ってはいても、実際に見かけるとやっぱり驚くし、興味深い。ネットでは「電車で遊んでる人なんて見たことがない」という意見をよく見るので、私の周囲、通勤圏内がたまたまそうだったという可能性は否めないが。まあ発売されて約三ヶ月後の風景の一コマとしてメモっておく。

電車で見かけたNDSとPSP - NGM+その他の欲望

 まだこの当時には、電車の中でゲームを遊ぶという光景が珍しかったということだ。その後、DSの爆発的ヒットとPSPのモンハンポータブルで「携帯ゲーム機を外に持って行って遊ぶ」というのは「子供と一部オタだけがやること」というイメージは完全になくなった。特にDSは老若男女プレイしている光景を当時はよく見た。

が、その後3DS/Vita世代になるとまた、携帯ゲーム機を外でプレイするのは子供と一部オタだけ、というイメージに戻った気がする。そのかわり、フィーチャーフォンでのソーシャルゲーム→スマフォでのゲームアプリをプレイする人が老若男女問わず爆発的に増えたわけだが。

さて、Nintendo Switchが発売された後は、またこの光景に変化が訪れるだろうか。あの大きさだとさすがに、電車の中でJoy-Conを付けた状態でプレイするのは無理がある気がするけど。

レベルが上がるのだけを見ていたい

艦これアーケード』を楽しく遊んでいるものの、ブラウザゲーム版の元祖『艦これ』を再開しようという欲求はほとんど湧かなかった。アーケード版のアクション風味の海戦に慣れたあとだと、ブラウザ版はいろいろと考えなければいけないことが多くて面倒くさい、しかもその「考えなければいけないこと」というのが純粋に頭脳戦的なものではなく作業の手順だったりというのがもう、面倒くさくてやってられないと思ってしまったのだ。後はまあ、やってない期間によく知らない仕様が追加されているであろうことも面倒くささに拍車を掛ける。調べるのも面倒なんだよ!

というわけでやってなかったのだが、今ちょうど待ち時間が長くて手持ちぶさたな残業が発生する日が続いているので、なんとはなしに再開してみた。まあ気のないプレイなわけだが、それでも出撃するたびに艦娘の誰かのレベルが上がっていくのは妙に気持ちよい。そんなに育てていない船を適当に引き連れて出撃しているので、けっこうな頻度でピロンピロンとレベルが上がっていく。これが手持ちぶさたな時間に回すにはなかなかいい気分転換になる。現実の生活には何の意味もなくとも、ゲーム内の数値が溜まっていくのを見るのが昔から好きだ。特にレベルアップのような、気持ちよさを喚起する演出のあるものはいい。みんなそうだと思うけど。というわけで、艦娘のレベルが上がるとこだけを切り出したアプリがあればいいなと思いました。動画垂れ流しでただ見てるだけだと味気なさ過ぎだから、画面遷移はタッチしなくちゃいけない感じで。編成は好きにできるようにして。それで、戦闘終了時の演出だけ見ることができるやつ。そういうの。

不惑も近いのにあまりにも空虚なことを書いてしまった。

金曜の退社後

艦これアーケード』。だいたい金曜の退社後に1、2プレイという感じ。だが先週は忙しくてできなかった。月〜木は退社すると一気に疲れが襲ってきて何もする気力が湧かない……年齢……。

というわけで2-3クリア。だがここらでレベリングとかしないといけないのだろうなあ。あいかわらず魚雷は当たらない。イベントはプレイしない。ソシャゲバブル以降のイベント駆動型運営には、もう身体も気力もついていかないんや……まあ艦これはブラウザ版もアーケード版もそんなにイベントがあるわけではないけど。

残り時間

9月、10月、11月と、こちらのほうは更新せずに過ぎてしまった(メインBlogのほうを少し更新して満足してしまった)。今年は特に、後半からがすごく早く過ぎる気がするよ。残り時間のことをいろいろ考えてしまうよな。遊んだゲームについてはメモしているので、ぼちぼち振り返って後からUPしておこう。

CoD: Infinite Warfare

今年のCoD。キャンペーンモードはけっこう楽しみながら遊んでる。今終盤に入ったとこなのかな。途中でサイドミッションを自分で好きに選べるようになるんだが、これが適度なボリュームで疲れない(中途半端と言う人もいるだろうけど)。

お話は、ジオンが地球に攻めてきたので頑張って戦ってたら宇宙に逃げたので戦闘機に乗って「銀色ドレス」をBGMにずごごごーっと大気圏離脱、そしたら敵艦隊の逆襲にあって味方艦隊ボロボロで旗艦の艦長・副長ともに死亡、「次に階級の高い者は誰だ!」「あなたです!」って言われて俺大興奮。

しかもこの艦長はプレイヤーなので必然的に「私自らが出る」と最前線に立つ。いやブリッジにいろよと思うけど、楽しいね。

あと、主人公(艦長)の相棒女性が毎回「艦長がブリッジに入るぞ!」とか言ってくれるのでほとんど艦娘と言ってもいいだろう。

運に対して金を払うことが面白い

とりあえず買ったカードを試したいのでゲーセンへ。戦艦とか空母で駆逐艦やら軽巡やらを圧倒的に蹴散らしてやりたいんだよ……ということでプレイ。

まあ強いのでサクサク海域をクリアする。ただ、ブラウザ版ほど「すごく強くなった!」感は薄い。基本はアクションだ。特に空母は、システムのせいもあって圧倒的な戦力にはならず、ちょっと残念。というか、主砲・副砲・魚雷を切り替えつつ速度調整レバーをガチャガチャやって操舵をクルーっと回していると、空母での攻撃を忘れてしまうのだよね。システムというか俺のせいなのか。あと、北上を艦隊に編入しても、別に魚雷を撃てる数が増えたりするわけではないので、どうなんだろうなあこれはとは思った。開幕魚雷的なフィーチャーってあるのかしら。

さて、とりあえず今回のプレイでは買ったカードを使っているので、カード排出のための追加クレジット投入はやめておこうと思ってたが、それだけだと一気に味気なくなってしまった。やはり運に対して金を出すという愚かな行為そのものに何らかの面白味があるのだ。カイヨワ言うところのアレアだよアレア、どうも日本のゲームファンはこれに対して批判的だけど、籤を回すことに金を出す、ということそのものの面白さというのは否定できないと思うんだよなあ。あ、いや、カイヨワは別に「金を出す」ことを条件にはしてなかったと思うけど、金出したほうが面白い。金が無駄になるという危険性があったほうが絶対に面白いだろう。

そんなわけでつまらないので、1回だけ海域クリア時にも印刷する。追加されたばかりの艦娘でもない限り、カードショップでもほとんどのカードは100円ちょっとなので、こりゃあ欲しいカードを指名買いしたほうが話は早いし安くつくなと思いかけていたが、それだと面白さ3割か4割減だ。やっぱゲーム中で回そう。