警視庁四谷署は29日、アニメ「ラブライブ!」の偽グッズをクレーンゲーム機の景品にしたとして、東京・秋葉原のゲームセンター「秋葉原クレーン研究所」を経営する法人と、その男性社長(68)=千葉県流山市=ら男女3人を著作権法違反(頒布目的所持)の疑いで書類送検した。
署によると、送検容疑は5月16日と10月28日、東京都千代田区内のゲームセンター2店舗で、「ラブライブ!」の著作権を持つアニメ制作会社の許可を得ずに製造されたバッグなど約140点をクレーンゲームの景品として使ったというもの。署が景品を押収して調べたところ、正規品は一つもなかった。社長らは容疑を認めた上で、「偽グッズを入れたゲーム機は1週間の売り上げが約170万円あった」と話しているという。ゲームセンターを著作権法違反で摘発したのは、警視庁で初めて。
海賊版プライズを売っていた側が送検された、ということで話題となっている事案だが、「秋葉原クレーン研究所」の経営会社はトライ アミューズメントタワーと同じ。ということで俺としては、トライ(の8Fレトロゲームフロア)は大丈夫だろうか……というところだけが気がかりだった。そしたら案の定というかなんというか、
【重要なお知らせ】
— トラタワ@秋葉原のゲーセン (@crane2346) 2016年12月2日
・諸事情により12月3日から「SEGA」「バンダイナムコ」のゲーム稼動を全てお休み致します。期間は未定です。
・それに伴いまして、明日12月3日は6階に入場できません。4日以降は未定です。
ご来店予定のお客様には大変ご迷惑をお掛けします。予めご了承下さい。
となってしまった。こうなった本当の事情は当事者じゃないので迂闊なことは言えないが、この措置への意見も各所から出ている。
俺はトライのレトロゲームフロアでたまに稼働するコアランド開発のセガゲー*1を遊ぶのが密かな愉しみだったんだよ……『ラフレシア』とか『SWAT』とか『4Dウォリアーズ』とか、本当に、なんとも表現しようがない、ビデオゲームの表現がまだ記号のくびきから逃れようと足掻いていた時代に咲いた、目覚めながら見ている悪夢のような、変なゲームばっかでさ……いや、別にトライ以外にもレトロゲームに強いゲーセンが都内にはいっぱいあるし、そういうところで上記のタイトルが稼働することだってあるとは思うんだけど、トライのレゲー階のあの鄙びた雰囲気の中でやるのが良かったんだよな。平日の夜遅くに。
……などと感慨に耽っていたら、
トライアミューズメントタワーの「セガとバンナムの通信台が止まってる」事変、実際にみるとこりゃあ凄い……という感じ。艦これをユビートで塞いでいたのは苦肉の策っぷりが。しかし8階はまったくノーダメージで、かえって笑った。 #akiba pic.twitter.com/pCHm6k2gwr
— 橋本 新義 (@Shingi) 2016年12月3日
だそうで、レトロゲームは大丈夫のよう。そうかそうか。ならいい。俺にとってはこの件解決(えー)。