ゲームへたおじさんドットコム

1977年生まれの文系社会人。どこのクラスにも10人はいたような男のゲーム日記とメモと寄る辺のなさ。

VR顔脂問題

これ! こういうの待ってた! 俺も何度かVRゴーグル装着する機会があったときに皮脂で汚れるのが気になってて、まあ個人で所有するようになれば別にそこまで気にならないのかもしれないけど、イベントなんかで多くの人が交代で使うときはちょっとねーと思ってた。こういうニッチな関連グッズが出てくるのを見ると、これは今年本当にVR時代が始まるんだなーと感慨深い。

俺、手に持って使うデジタルガジェットが鏡面仕上げになってると軽く気が狂いそうだったときが昔はあったんだけど、まあその後、静電容量方式のタッチパネルが一般的になってからはもう半ば諦めて受け入れるようになった。でもVRゴーグルが今後一般化するにあたって、あの部分の処理がどうなるのかがまた気になりだしてたんだよね。だってちょうど、おっさんの顔の脂が多い部分なわけじゃん……いやだよね……あと汗とかもさ……。

何年か前、久しぶりに家にあるバーチャルボーイを箱から取り出したら、バイザー部分が黴びていてめちゃくちゃ落ち込んだよ。任天堂に交換部品を買えないかを問合せたものの、さすがにもう在庫がないとのことで、悲しかった。ウレタン製のバイザーを覆っている布の部分が黴びたんだよね。たぶん皮脂が残ってて。あーあ。あの部品だけヤフオクに出ないかなと見張ってるんだが、さすがに出ないねえ。今は布をはぎ取ってウレタンだけで使ってます。

「鉄騎の女」ふたたび

そうだ、去年ちょっと感動したことがあって、こっちにメモしようと思って忘れてた。

もう10年くらいも前に本サイトのほうで「鉄騎の女」というエントリを書いた。初代Xboxの『鉄騎』を、暗い部屋で上半身裸の女性がプレイするところを撮影した動画についてのメモだ(裸と言っても、後ろから撮っているので見えるのは背中だけ)。カーテンを閉め切っているのだろうか、光源はブラウン管と例の鉄騎コントローラの各ボタンからのみで、女性の姿はぼうっとしか見えない。VT(Vertical Tank。プレイヤーの操作する直立二足歩行兵器)の起動シーケンスの途中で画面内の各インジケーターが一斉に点灯する一瞬、その光に照らされて女性プレイヤーの裸の背中が暗闇から浮かび上がるのが艶やかというか、ある種のフェティッシュがある動画だった。

で、この動画自体は、今はすでに更新を休止しているthe grandfatherというBlogが直接動画のリンクを張っていたのだが(2006年5月のエントリ)*1

HDDの中身をさまよっていたら見つけた。ので、情報の冗長性を確保するために公開します。当時は意味のわからない興奮に見舞われていました。今見てもその不条理さは特筆に価すると思います。ほんとはあと二つくらい同じような断片があるはずなんだけど。

と紹介されていた。『鉄騎』第一作目がリリースされたのは2002年なので、撮影されたのはたぶんその頃なのだろうと思う。俺がこの動画のことを知ったのはthe grandfatherのエントリ経由なので、動画が最初にどこで公開されたものなのか、などの出自についてはまったくわからず、「ほんとはあと二つくらい同じような断片があるはずなんだけど。」というのも気になって、長いこと心に残っていたのだ。

 

で、時は流れて昨年の5月くらいに、なんとこのエントリに動画の女性本人だと名乗る人からコメントが付いたのだった。

今更なんですけど、その女の子多分私です。 そんな動画撮ったことすら忘れてましたが なんか不意に思い出して、どっかに転がってなかなーなんて探していたらここにたどり着きました。 あれは、当時つるんでた友人が提案して撮ったものです。 彼らとの繋がりも既になく、まぁ、良い思い出です。

マジか! 「彼らとの繋がりも既になく、まぁ、良い思い出です。」ってなんか山本直樹のマンガみたいだ! そういうの憧れる! そしてエロい!

と思わず興奮して、なんかSNS若い女性アカウントに親切の押し売り的に長文レスするいい年したおっさんみたいなキモい返信コメントを書き込んでしまった。あ、「みたいな」じゃなくてまさにそれですね。顔文字で「(^_^;)」とか書かなかっただけ自制したほうだと思ってもらいたい。

まあそんな感じで、件のエントリの私の返信コメントの最後に、動画が置いてある場所についてもメモしておきました(人のサーバなのでこちらにもう一度書くのはやめておくよ)。いやー、長いことBlog書いてると面白いこともあるもんだね。

 

鉄騎

鉄騎

  • 発売日: 2002/09/12
  • メディア: Video Game
 

*1:まだYouTubeが一般的になる前の頃だ

カルチャーブレーンエクセル

ある日、Twitterのタイムラインを眺めていたら、

 

 

ええー! と思って公式サイトに行くと確かに変わっていた。

http://www.culturebrain.co.jp/

 

 

で、何気なく本社所在地を見ると、

 

 

亀戸の本社(住所的にオリジン弁当の二階だったとか)にはいつか行ってみたいと思っていたのだが、今度は宝町か。Googleストリートビューで見ると普通の住宅街のようだが……。とにかく、「Generator21」がどうなったのかは知りたい。

それでなんとなく思い出したが、2009年に福岡に旅行した際、当時のレベルファイブの本社が入っているビルを見に行ったのだった*1。いや、普通のビジネスビルだったから、一階の案内板だけ見て帰ってきたんだけど。ドラクエ9発売直前くらいの時期だったかなあ。懐かしいので写真を貼っておく。

 

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*1:今はもう別のビルに移転している。

明けました(今頃)

年が明け、こっちのBlogは更新してなかったが、わりあいゲームは充実している。ゲーム充。年末年始の各種ダウンロードショップでのセールで旧作だけど気になっていたものなどをバンバン買って、わりと積まずにバンバンやってるよ。

あと、妻が今になって『Splatoon』に興味を持って、昨日から始めたのを今横で見ながらこれ書いてるんだけど、すでに僕より上手くなりつつあって若干哀しいものがある。デジタルの哀しみ。まあそんなわけで、今年はこまめにメモとっていきたい。

声優ラジオ番組で流れるCM

なんだかんだでここ一ヶ月くらい、週末に出かけていない。ずっと家にいる。本やゲームや録画が溜まってるのでそれを消化しつつ低エネルギーで過ごそうと考えたのが始まりだったと思うのだが、気がついたら夜まで寝て夜中に起きてボーッとするようなヤバいサイクルに入ってしまった。このサイクルは週末限定ではあるのがまだマシではあるんだけど、平日は諸々の細かい業務が山積みとなっており、連日別案件の締め切りが来る、下手すると1日に2件締め切りがくるような綱渡りの状況で、チーム全体がそんな感じなのでなかなか心が休まらない。やっと週末になるとどっと安堵感がやってくるが、同時に疲労感も襲ってきて、朝起きても昼頃になると眠くなり、結局土日両日とも家を出ず……という感じだ。病。妻は元気に出かけてるのでなおさら惨めな気分になる。

というわけでこの週末もそんな感じで病んでたわけだが、これはきっと部屋が汚いからだなと重い尻をぶるんと持ち上げて片付けを始めた。やっと。夜中から。

デスクトップPCがぶっ壊れてから……去年の4月のことだからかれこれ1年半以上、否2年弱と言ったほうがいいか、まあとにかく未だ新PCを導入してないのだが(ケースだけ買ってある。パーツはなんか怖くて買えない……パーツのこと考えると不安で動悸がする)、そうなると自分の部屋で過ごす時間がほとんどゼロになり、完全に物置になってしまった。すごい荒れ具合だ。たぶん連続殺人鬼の部屋はこんな感じだと思う。というわけでまずは無秩序に積み上がってる本やらゲームやらDVDやらをバンカーズボックスにぶち込む。二、三冊ぶち込んで……そのままぬぼーっと突っ立って5分経ってた。いけないいけない。病だ。気を紛らすためにradikoで何かラジオを聴きながら作業することにした。適当にいろいろな局のを聴いてるとなんとなく作業が捗る気がするが実際のとこはそうでもない。まあいい、まずは進めることだ……一歩踏み出すことでしか、人は何も始められないのだから……と思いに耽ってぼーっと突っ立っていたら10分過ぎていた。病は深い。

ラジオに意識を戻すと、何やら女性声優さんらしき人たちがきゃっきゃと喋っている。文化放送だ。中高生のときは俺もいっぱしのラジオリスナー、さらに言えばハガキ職人だったが(郵便局でエコーハガキをまとめ買いして机の引き出しに常備しておく程度には)、主に聴いていたのはニッポン放送とTBSだったので、文化放送には馴染みがない。ただ、声優がパーソナリティーを務める番組が豊富だというのと、Wikipediaの女性声優のページの多くはラジオ番組をソースにしたやたらと細かい人物紹介や女性声優間の交流についての記述がびっしりある、ということくらいは知っている。そうか、みんな毎晩こういう番組を聴いて情報を集めているのだな……。だが新鮮だったのはCMだ。ほぼすべて、スマホゲームのCMなんだな。それも、TVでガンガン流してるような超メジャーどころではなく、もうちょっとオタ狙いというか、コアなユーザー狙いらしきもの。たぶん番組のパーソナリティが声を当てているゲームなんだろう。そのゲームのクリスマスイベント的なやつとか新規ユーザーキャンペーンなんかのやつがたくさん流れる。別の番組になると、また別のスマホゲームの、でも同じような構成のCMが延々流れる。なるほどなー、こういう番組を聴いているオタ層にとっては、まさにスマホゲームこそが完全にメジャー感のあるコンテンツなんだなーと思った。そうそう、その流れで言えば、スマホ「アプリ」とか、お得な「コンテンツ」も盛りだくさん、みたいな表現が多用されてた気がして、そこらへんもこのシーンの空気感だよなと思った。俺、「ビデオゲーム」について言及するときに、「アプリ」とか「コンテンツ」って単語、なんていうかちょっと、個人的にはあまり使わないから。特に「コンテンツ」って単語は、ゲームに限らず映画でもアニメでも音楽でも小説でも、いわゆる「創作物」全般についてその中身の部分について言及するときはあまり使いたくない単語だったんだけど、それはつまり、これってビジネス側、もうちょっと正確に言えば「流通」させる側の言葉じゃん? それを受け取る側からの言及のときはあまり使いたくなかったんだよね。でもまあ、「課金」という言葉が主客転倒されて使われることのほうが圧倒的に多くなった時代、まあそういう空気感なのかもしれないね。というね。

とりあえず僕もいいかげん『グランブルーファンタジー』くらいは遊んでおこうと思いました。

『STOLEN SONG』のムービーを見たくなる夜がたまにある

前もどこかで書いたが、寝る前にゲーム実況の動画を見るのがなんとなく好きだ。それもあまり再生数が多くない、つまり人気実況者ではない人の動画。テレビとかラジオとか、そういったプロの人たちが作っている放送ではまず聞けない、編集で加工されていない生の素人の微妙な空気感のトーク……というかもっとプリミティブな断続的つぶやき、その内容ではなく純粋に「音」、マイクが拾った微かなブレス、呂律が回らない舌が口蓋にぶつかる濡れた音、などなどが、俺を気持ちの良い眠りに誘ってくれるのだ。なんかこう書くと変態っぽいかな。

で、今夜はいい感じの実況動画が見つからないなというときには、このムービーが見たくなる。実況動画じゃなくて、実際にゲームに収録されていた幕間の実写ムービーだ。

 

 

これね、もちろん「素人」ではないんだけど、1998年当時の実写取り込みゲーム撮影現場のスタッフ練度的な問題なのか、音声関係が妙に素人臭いんだよね。演出の付け方も、録音周りの処理も。衣擦れ、特に布袋寅泰のレザージャケットが擦れる音や、ニーナの靴がキュッと鳴った音もばっちり残ってて、その感じと出演者のなんていうの、このー、不思議なー、不思議な何かアレ、手探り感……みたいなの、そういうのが合わさって、いい感じに眠れるんだよね。みんなはそういうのないかな? ないかなと言われても困るかもしれないが。

 

限定STOLEN SONG (Vピック同梱版)

限定STOLEN SONG (Vピック同梱版)

  • 発売日: 1998/05/21
  • メディア: Video Game
 

時間帯

俺はもう15年はFPS/TPSをプレイしているはずなのだが、対人戦は一向にうまくならない。どのゲームでも、通算K/Dレシオがどんだけ頑張っても0.5を超えることはめったにないわけで、まあそれでも楽しくやってはいるのだけど、だいたいプレイ時間が10〜15時間になるあたりから虚無感に囚われるようになる。俺はこのゲームに向いていないんじゃないだろうか、こんなことやってて何が楽しいんだろう、みたいなね。それでもやり続けてると、そんな気分もどこかへ消えるんだけど、でもその時期は正直言ってつらい。

さて、CoD: BO3だ。11月からこっち仕事が忙しくて、土日にちょっとずつしか遊べてないのでまだマルチのプレイ時間は12時間ほど。というわけで前述の虚無の時間帯なわけで、そして今マルチにいる人はほとんどがプレステージで2周目3周目回してる人たちなわけで、虚無はさらに加速する。チームデスマッチやってると特に(敵味方含めて俺のスコアだけ頭2つぶんくらい低い)。

まあそれでも、今作のマルチで新たに追加された「スペシャリスト」システムは特殊スキルでの戦略の幅とかそういうゲームメカニクス的なところというよりも、個性豊かなキャラクターが敵を殺してキメ台詞を言うアッパー感という意味でとても楽しい。なんかこう、近未来サイバーエクスペンダブルズという感じで俺は楽しんでいる。こいつらを主役チームにしたスピンオフのシングルプレイゲーが遊びたいよ。

 

さて、今日は早朝に目覚めたのでいそいそとBO3のマルチに参戦。今週末は経験値2倍キャンペーン中だ……だが、まったく勝てない。どのモードやってもぜんぜん勝てない、否、勝てないというかポイントを獲得すること自体ができない……(つまり死にまくる)。もうほとんど、敵のドローンを撃ち落とすことくらいでしかポイントが稼げなくて、一時間半ほどやって虚無感がひどくなったのでふて寝した。

ふて寝から起きたら12時半頃。寝たら虚無感は去っていた!(イージー) 軽く掃除して昼ご飯を適当に食べて、どれBO3にもう一度チャレンジしてみるかと思ったが、やっぱやめた。せっかくの休日にあまり負けた気分を味わいたくないのだ。そういえばしばらく『スプラトゥーン』やってないなと三ヶ月ぶりぐらいで起動。武器がかなり追加されていて、武器屋の口上がなかなか終わらなくて笑った。さっそく新武器をいくつか購入して試しにレギュラーマッチに入ると、これがやたらと勝てる。そのうえ一位取りまくり。これはもしかしてあれか、この時間帯だとまだ立ち回りに慣れていない低年齢のプレイヤーが多いから俺みたいな奴でも勝てるのか……いたいけな子供たちを大の大人、不惑も近い男がムキになって蹂躙する……これは……これは気持ちいい!!!!(クズ) この機を逃すなとばかりにランクマッチに参戦、苦手なガチホコルールだったけどここでも一位連発、圧倒的K/Dレシオ(というか死なない!)で試合の流れを完璧にコントロールし、あっという間にランクがみるみる上がる! これは! これは!

いやまあさすがに、これはあまり良くないと思って一時間ほどでやめましたけどね。そういやシングルモードも途中で放りだしてたので、そっちを進めました。来週もこの時間帯にプレイしようと思いました。楽しかったです。

 

大人げない大人になれ!

大人げない大人になれ!

  • 作者:成毛 眞
  • 発売日: 2009/11/20
  • メディア: 単行本