ゲームへたおじさんドットコム

1977年生まれの文系社会人。どこのクラスにも10人はいたような男のゲーム日記とメモと寄る辺のなさ。

電車の中の風景

Blogを長いこと続けていて(……と言っても、そんなに頻繁に更新しているわけではないが)楽しいのは、自分でも忘れていた過去の小さなことを思い出させてくれるところだ。メインのBlogのほうで11年くらい前にこんなメモをしていた。

 

ngmandotherdesire.hatenablog.com

2005年3月のエントリで、その前年、2004年末に発売されたニンテンドーDSPSPを電車の中でプレイしている人を見かけることがだんだん増えてきたということを書いている。

GBAのときは子供か20代のオタク風男性がプレイしているところしか見たことがなかったが、NDS/PSPが発売されて急に違う層の人たちを見かけるようになった。購買層のデータで知ってはいても、実際に見かけるとやっぱり驚くし、興味深い。ネットでは「電車で遊んでる人なんて見たことがない」という意見をよく見るので、私の周囲、通勤圏内がたまたまそうだったという可能性は否めないが。まあ発売されて約三ヶ月後の風景の一コマとしてメモっておく。

電車で見かけたNDSとPSP - NGM+その他の欲望

 まだこの当時には、電車の中でゲームを遊ぶという光景が珍しかったということだ。その後、DSの爆発的ヒットとPSPのモンハンポータブルで「携帯ゲーム機を外に持って行って遊ぶ」というのは「子供と一部オタだけがやること」というイメージは完全になくなった。特にDSは老若男女プレイしている光景を当時はよく見た。

が、その後3DS/Vita世代になるとまた、携帯ゲーム機を外でプレイするのは子供と一部オタだけ、というイメージに戻った気がする。そのかわり、フィーチャーフォンでのソーシャルゲーム→スマフォでのゲームアプリをプレイする人が老若男女問わず爆発的に増えたわけだが。

さて、Nintendo Switchが発売された後は、またこの光景に変化が訪れるだろうか。あの大きさだとさすがに、電車の中でJoy-Conを付けた状態でプレイするのは無理がある気がするけど。

レベルが上がるのだけを見ていたい

艦これアーケード』を楽しく遊んでいるものの、ブラウザゲーム版の元祖『艦これ』を再開しようという欲求はほとんど湧かなかった。アーケード版のアクション風味の海戦に慣れたあとだと、ブラウザ版はいろいろと考えなければいけないことが多くて面倒くさい、しかもその「考えなければいけないこと」というのが純粋に頭脳戦的なものではなく作業の手順だったりというのがもう、面倒くさくてやってられないと思ってしまったのだ。後はまあ、やってない期間によく知らない仕様が追加されているであろうことも面倒くささに拍車を掛ける。調べるのも面倒なんだよ!

というわけでやってなかったのだが、今ちょうど待ち時間が長くて手持ちぶさたな残業が発生する日が続いているので、なんとはなしに再開してみた。まあ気のないプレイなわけだが、それでも出撃するたびに艦娘の誰かのレベルが上がっていくのは妙に気持ちよい。そんなに育てていない船を適当に引き連れて出撃しているので、けっこうな頻度でピロンピロンとレベルが上がっていく。これが手持ちぶさたな時間に回すにはなかなかいい気分転換になる。現実の生活には何の意味もなくとも、ゲーム内の数値が溜まっていくのを見るのが昔から好きだ。特にレベルアップのような、気持ちよさを喚起する演出のあるものはいい。みんなそうだと思うけど。というわけで、艦娘のレベルが上がるとこだけを切り出したアプリがあればいいなと思いました。動画垂れ流しでただ見てるだけだと味気なさ過ぎだから、画面遷移はタッチしなくちゃいけない感じで。編成は好きにできるようにして。それで、戦闘終了時の演出だけ見ることができるやつ。そういうの。

不惑も近いのにあまりにも空虚なことを書いてしまった。

金曜の退社後

艦これアーケード』。だいたい金曜の退社後に1、2プレイという感じ。だが先週は忙しくてできなかった。月〜木は退社すると一気に疲れが襲ってきて何もする気力が湧かない……年齢……。

というわけで2-3クリア。だがここらでレベリングとかしないといけないのだろうなあ。あいかわらず魚雷は当たらない。イベントはプレイしない。ソシャゲバブル以降のイベント駆動型運営には、もう身体も気力もついていかないんや……まあ艦これはブラウザ版もアーケード版もそんなにイベントがあるわけではないけど。

残り時間

9月、10月、11月と、こちらのほうは更新せずに過ぎてしまった(メインBlogのほうを少し更新して満足してしまった)。今年は特に、後半からがすごく早く過ぎる気がするよ。残り時間のことをいろいろ考えてしまうよな。遊んだゲームについてはメモしているので、ぼちぼち振り返って後からUPしておこう。

CoD: Infinite Warfare

今年のCoD。キャンペーンモードはけっこう楽しみながら遊んでる。今終盤に入ったとこなのかな。途中でサイドミッションを自分で好きに選べるようになるんだが、これが適度なボリュームで疲れない(中途半端と言う人もいるだろうけど)。

お話は、ジオンが地球に攻めてきたので頑張って戦ってたら宇宙に逃げたので戦闘機に乗って「銀色ドレス」をBGMにずごごごーっと大気圏離脱、そしたら敵艦隊の逆襲にあって味方艦隊ボロボロで旗艦の艦長・副長ともに死亡、「次に階級の高い者は誰だ!」「あなたです!」って言われて俺大興奮。

しかもこの艦長はプレイヤーなので必然的に「私自らが出る」と最前線に立つ。いやブリッジにいろよと思うけど、楽しいね。

あと、主人公(艦長)の相棒女性が毎回「艦長がブリッジに入るぞ!」とか言ってくれるのでほとんど艦娘と言ってもいいだろう。

運に対して金を払うことが面白い

とりあえず買ったカードを試したいのでゲーセンへ。戦艦とか空母で駆逐艦やら軽巡やらを圧倒的に蹴散らしてやりたいんだよ……ということでプレイ。

まあ強いのでサクサク海域をクリアする。ただ、ブラウザ版ほど「すごく強くなった!」感は薄い。基本はアクションだ。特に空母は、システムのせいもあって圧倒的な戦力にはならず、ちょっと残念。というか、主砲・副砲・魚雷を切り替えつつ速度調整レバーをガチャガチャやって操舵をクルーっと回していると、空母での攻撃を忘れてしまうのだよね。システムというか俺のせいなのか。あと、北上を艦隊に編入しても、別に魚雷を撃てる数が増えたりするわけではないので、どうなんだろうなあこれはとは思った。開幕魚雷的なフィーチャーってあるのかしら。

さて、とりあえず今回のプレイでは買ったカードを使っているので、カード排出のための追加クレジット投入はやめておこうと思ってたが、それだけだと一気に味気なくなってしまった。やはり運に対して金を出すという愚かな行為そのものに何らかの面白味があるのだ。カイヨワ言うところのアレアだよアレア、どうも日本のゲームファンはこれに対して批判的だけど、籤を回すことに金を出す、ということそのものの面白さというのは否定できないと思うんだよなあ。あ、いや、カイヨワは別に「金を出す」ことを条件にはしてなかったと思うけど、金出したほうが面白い。金が無駄になるという危険性があったほうが絶対に面白いだろう。

そんなわけでつまらないので、1回だけ海域クリア時にも印刷する。追加されたばかりの艦娘でもない限り、カードショップでもほとんどのカードは100円ちょっとなので、こりゃあ欲しいカードを指名買いしたほうが話は早いし安くつくなと思いかけていたが、それだと面白さ3割か4割減だ。やっぱゲーム中で回そう。

2016年の夏のこと、あと三月兎さんげっと店

街を歩いているときにちょっと久々に『ポケモンGO』を起動したら、それまでぜんぜん出会ったことのないゴース系列のポケモンがやたらと見つかる。なんか最近大きなアップデートがあったみたいだし、その関係で出現ポケモンのテーブルが変わったのかしらとか思ったが、あれか、ハロウィンか。

ポケGO、俺は特段ハマるとかそういうことはなく、時々立ち上げてちょっとやるくらいなんだけど、周りでは配信当初に物凄いハマりようの人がちらほらいた(だいたいポケモン赤緑~金銀直撃世代)。最近訊いてみたらもうやってないという人も多かったが、それでも今年の夏のポケモンGOの過熱っぷりはやはりすごかったなと思う。確実に、後年「時代の風景」として振り返られる出来事だった。ちょうどNHKの「ドキュメント72時間」で取り上げられていたが(10/7日放送「大都会 モンスターに沸く公園で」)、あれはいい番組だったな。学生の夏休み始まり時期に配信というのが、とても良かったと思う。

あと、それとはぜんぜん関係なく、今日久しぶりに秋葉原に行って知ったのだが、三月兎さんげっと店って9月一杯くらいで閉店してたんだな……。というか、三月兎グループとして同人ゲームの取扱をやめたということらしく。今日行ったら、もう店が入っていたところは工事をしていて跡形もなかった。

三月兎さんげっと店は同人ゲーム専門店だったのだが、いわゆる同人ショップ的なそのとき売れているもの山積みという感じではなく、セレクトショップ的な、あるいはカルチャー雑貨系書店のような、「店の意志」がはっきりと出たディスプレイが特徴的な店で(あえて18禁系のものは置いてなかった)、ネットで閉店危機が話題になった2015年GW時期の後くらいに何度か訪れて感心していた。閉店してしまったのは残念だが、やはり同人ゲームをイベント以外で「パッケージで」買うというのは、もうあまり時代とそぐわないのかなあとはなんとなく感じていたし、俺自身も昨年はともかく今年の春以降は一度も足を運んでいなかったので、そういうものなのかなあ、という感じである。

www.kk1up.jp

www.gamespark.jp