あいかわらず、一週間たつと街の名前とかぼんやりとしてる。
さてバルザックだが、10年前はここで詰まっていた。えらく強かった記憶がある。とりあえず様子見で1回戦ってみるかと勇者・ライアン・クリフト・マーニャで挑んでみたら、あっさり勝ってしまった。スクルトとメラミが効いた。いやー、前回詰まったときって、よっぽどレベルが足りてなかったんだね。
というわけで次はどこに行くのかが若干ぼんやりしつつ、船で行けるところを回ってみる。ここらへんからはファミコン時代の記憶しかない、というかその「記憶」をほとんど忘れているので、本格的に手探りになってきた(ちなみに、縛りプレイとして攻略情報の類は一切見ていない)。初期のドラクエは船が手に入って行動範囲が広がると、進行フラグにある程度の緩さが出てきて、急に手探り感が強くなる気がする。別に手探りってほど手探りではなく、ヒントも的確だし行動範囲の制限も(山で囲んで上陸できない岸とかで)ちゃんとしてるんだけど、行ける街や土地が増えて情報量が急上昇するので、気分的に迷いが生じる。だがそれもまた楽しい部分なのかな。昔はそこらへんが妙に不安になってしまったものだが。
というわけで、山と浅瀬と川に囲まれているスタンシアラは、これは気球に乗ってじゃないと来れない場所だなと早合点してしまい30分ほど無視して別の方面を探索していたのだが、よく見たら上陸できるのに気づいて「行けるのか!」と思わず声に出してしまった。ここらへんまったく忘れている。パノン連れてきて天空のかぶとゲット。
その後バトランド行って、マグマの杖を取りにまたサントハイムに戻って(ここらへんの流れは前後してしまったのだろう)、マグマの谷を通れるようにして女だけの国・ガーデンブルグへ。あー、ここらへんからまた記憶がちょっとだけあるぞ。泥棒の濡れ衣を着せられるイベントがあって犯人捜し、というところまでで今回は終了。
真犯人を捜すまでの人質としてパーティメンバーの一人をガーデンブルグの牢屋に預けるわけだが、とりあえずトルネコを預けてみたら「だと思ったんですよ……」とか言うのでおっさんのエレジーを感じる。トルネコ、微妙に使えないというか、控えメンバーって感じだからなあ……。だがそういえば、以前どこかで聞いた話だと、設定上はトルネコは50歳近くで妻のネネは二十歳前後だというじゃないですか。藤島康介か。というかその年になるまで「自分の店を持つ」という夢だけはでっかく実情はただの雇われ店員(ほとんどバイト)というのはなかなかにつらいものがある。まあすぐに成功するわけだが、ネネと結婚するまでの人生がどうだったのか気になるな。あと、昔のファミ通でドラクエ4の各キャラクターを実写化したら、みたいな企画記事があって、他のキャラは誰だったか忘れてしまったが、ネネは藤田朋子だったことをなぜかずっと憶えている。荒木経惟とのヘアヌード写真集差し止め騒動のときもそのことを思い出していた。……まあ、どうでもいい話ですね。