ゲームへたおじさんドットコム

1977年生まれの文系社会人。どこのクラスにも10人はいたような男のゲーム日記とメモと寄る辺のなさ。

ピオリムを使いたいのよ

というわけでエスタークが発見されている。地の底で地獄の帝王が発見されて、そこから瘴気が出て街が腐る……というのは何か根源的な恐怖を感じると前回書いたが、クトゥルー神話的でもあるのかなあ。クトゥルー復活を感じ取った感覚の鋭敏な人々が世界中で次々に狂気に陥る的な、あの感じというか……「恐怖」の描き方のパースペクティブがなんだかおかしいような、あの感覚、つまり、間をすっ飛ばしていきなり巨大なスケールまで災いが及ぶというような、何かそういう……アッテムトが壊滅しているのもあれだが、アリーナの祖国であるサントハイムの城の人間が唐突にみんな消える(そして、まあ最終的には無事帰ってくるとはいえ本当にエンディングのときまで消えたまま。しかもそのあいだどうしていたのか、どこに連れ去られていたのかまったく説明がない)というのも不気味なんだよな。王様はある種の予知能力を持ってたわけでしょ? そんで地獄の帝王の復活について家臣に伝えようとした日の朝にみんな消えちゃうという。おっかないね。

エスタークにアタックする前にメダル王の城の北にある洞窟へ。天空の鎧があるとのことだったので、エスターク戦の前に勇者の守備力を強化しとこうと。前に来たときは微妙に敵のレベルがこちらのパーティーよりも高かったのでやめておいたが、今はちょうどいい感じなのでサクサクと……というか事前予想よりずっと小さなダンジョンで、すぐに鎧が見つかったので拍子抜けする。というか本当に小さくてびっくりした。ここに至って初めてこの機能に気づいたのだが、アイテムを「みせる」とトルネコがコメントしてくれるのね(7にもあったっけ?)。だいたいどれもひとつはネタが仕込んである気が利いたコメントばかりなので片っ端から見せてみた。しばらくトルネコは戦闘メンバーにしていないので、たまには活躍させたいし。

ということでエスタークにアタック。勇者、ライアン、ミネア、マーニャで平均レベル28といったところ……だがあっさり全滅した。メンツを再考して後日挑むことにする。ところで、ここしばらく、俺がドラクエをしていると横で見ている妻が、やたらとライアンとブライをdisってくるのが気になる。確かにアリーナの火力に比べてライアンは今ひとつのところがあるけど、装備を揃えればけっこう活躍してくれるし、防御力はそんなに上がらなかったりするけどHPは高いから楯としても使えるし……ブライだって攻撃呪文はマーニャと比べると地味だけど、なんといってもバイキルトピオリムを使えるのが強い。ボス戦のときは是非いてほしい。というか、前に書いたけど子供のときと違って補助系呪文をそれなりに使いこなせるようになったことでちょっとばかし「ゲームうまくなった気分」を味わっていい気分になっていた俺としてはブライを使いたいのよ。ピオリムを使いたいのよ。バイキルトは昔も使ってたけど、ピオリムの重要性をちゃんと理解した今、それをうまく使いこなしたいのよ。早いと強いのよ! わかってよ!

クトゥルフ神話への招待 ~遊星からの物体X (扶桑社ミステリー)

ドラゴンクエスト メタリックモンスターズギャラリー エスターク

発掘される邪悪

2週間ほど空いてしまった。

魔神像を動かしてデスパレスアッテムトまで。が、魔神像で対岸に渡ってすぐにデスパレスまで行けばいいものの、近くの祠に入って旅の扉で違うところに飛んだら戻れなくなったのでもう一度魔神像にアタックするという無駄なことをしてしまう。一方通行の旅の扉ってあったのね。あったっけ? あったんだな。

アッテムトの鉱山でエスタークが発掘された、というのは、昔も思ったけど、なんていうかこう、すごく不穏な感じがしていい。眠っていたのが発掘された、というのがね。アッテムトはもともと鉱山からの毒ガスで半ば死に絶えた街だったのが、さらに掘り進んだことによってより大きな災厄を呼んでしまうという。邪悪なものの発掘というので『デビルマン』を思い起こすからかな。でもファミコン版を当時遊んだときはまだ『デビルマン』読んでなかったから、もうちょっと本能的なところからの感想だろうか。

達人ボムTシャツ

東亜プランTシャツコレクションということでBEEP通販サイトで注文したやつが速攻で届いた。買ったのは一着だけなのに、けっこう厳重な段ボール梱包で届いて驚いたよ。

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裏面は達人王ボムになってる。なんかヘヴィメタルTシャツっぽく見えないこともないな(そうか?)。

ラストフェス

 

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というわけでだいぶ出遅れてしまったが、金曜昼から日曜昼まで開催する『スプラトゥーン』のラストフェスに挑む。今回はシオカラーズ民選挙ということでアオリ派 VS ホタル派に分かれる。

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どっちにするか悩んだがホタル派に。

ここ半年くらいはやっていなかったが、最後のフェスということであればやはり記念に参加しておきたい。

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とりあえずカリスマホタルガールに到達するまではやったぞ。最高ランクのえいえんのホタルガールまでは……まあ俺はこんなくらいがちょうどいいだろう。

フェスがこれで最後ということは、街のフェス演出もこれが見納めか、ということで写真を撮っておく。楽しいゲームだった。

 

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スプラトゥーン イカすアートブック (ファミ通の攻略本)

 

ポキモーン

 

というわけで日本でも『Pokémon GO』の配信が始まった。昼休みや帰宅時のそこかしこで、2,3人連れの若者たちがスマホ片手にIngress歩きをしているのをかなりの数見かける。俺はポケモンリアルタイム世代とは微妙にズレているから、まあ言っても物見遊山的な感覚ではあるんだけど、直撃世代にとってはまさに夢の、未来のゲームなんだろうなあと思う。この熱狂がどれくらい続くかはわからんけど、少なくとも現時点でのこの盛り上がりだけでも充分後世に語り継がれるレベルのものになっているのは確かだろう。2016年はVR元年であり、位置情報ゲームが世界的話題になった年でもあり……ということで、ビデオゲーム的にはかなり重要な年になった。シンギュラリティは近い……(シンギュラリティ言いたいだけ)。

 

老い

うわーやっぱ一週間たつと地名の記憶がすっぽり抜け落ちてしまう。老いを感じる。

ガーデンブルグの近くの洞窟でバコタを倒して最後の鍵を入手。牢屋の扉を開くために各地をルーラで巡っているうちに、そういえばあの、偽物の天空の鎧が飾られている温泉の街はどこだっけーと気になったのだがぜんぜん地名を思い出せない。しょうがないから片っ端からルーラで捜してやっとわかった(だが今はもう忘れた……)。

あと、なんか水がいっぱいある洞窟をロザリーヒルに行く途中で見つけたのだが、まあ後回しだろうとそのまま立ち去って、一時間後にはもうどこにあるのかを忘れていて、再度捜すのに30分くらいかけた。やばい。地図に地名も表示してくれよーと思う。

王家の墓でへんげの杖を見つけて、魔神像にアタックするあたりで終了。

おっさんのエレジー

あいかわらず、一週間たつと街の名前とかぼんやりとしてる。

さてバルザックだが、10年前はここで詰まっていた。えらく強かった記憶がある。とりあえず様子見で1回戦ってみるかと勇者・ライアン・クリフト・マーニャで挑んでみたら、あっさり勝ってしまった。スクルトとメラミが効いた。いやー、前回詰まったときって、よっぽどレベルが足りてなかったんだね。

というわけで次はどこに行くのかが若干ぼんやりしつつ、船で行けるところを回ってみる。ここらへんからはファミコン時代の記憶しかない、というかその「記憶」をほとんど忘れているので、本格的に手探りになってきた(ちなみに、縛りプレイとして攻略情報の類は一切見ていない)。初期のドラクエは船が手に入って行動範囲が広がると、進行フラグにある程度の緩さが出てきて、急に手探り感が強くなる気がする。別に手探りってほど手探りではなく、ヒントも的確だし行動範囲の制限も(山で囲んで上陸できない岸とかで)ちゃんとしてるんだけど、行ける街や土地が増えて情報量が急上昇するので、気分的に迷いが生じる。だがそれもまた楽しい部分なのかな。昔はそこらへんが妙に不安になってしまったものだが。

というわけで、山と浅瀬と川に囲まれているスタンシアラは、これは気球に乗ってじゃないと来れない場所だなと早合点してしまい30分ほど無視して別の方面を探索していたのだが、よく見たら上陸できるのに気づいて「行けるのか!」と思わず声に出してしまった。ここらへんまったく忘れている。パノン連れてきて天空のかぶとゲット。

その後バトランド行って、マグマの杖を取りにまたサントハイムに戻って(ここらへんの流れは前後してしまったのだろう)、マグマの谷を通れるようにして女だけの国・ガーデンブルグへ。あー、ここらへんからまた記憶がちょっとだけあるぞ。泥棒の濡れ衣を着せられるイベントがあって犯人捜し、というところまでで今回は終了。

真犯人を捜すまでの人質としてパーティメンバーの一人をガーデンブルグの牢屋に預けるわけだが、とりあえずトルネコを預けてみたら「だと思ったんですよ……」とか言うのでおっさんのエレジーを感じる。トルネコ、微妙に使えないというか、控えメンバーって感じだからなあ……。だがそういえば、以前どこかで聞いた話だと、設定上はトルネコは50歳近くで妻のネネは二十歳前後だというじゃないですか。藤島康介か。というかその年になるまで「自分の店を持つ」という夢だけはでっかく実情はただの雇われ店員(ほとんどバイト)というのはなかなかにつらいものがある。まあすぐに成功するわけだが、ネネと結婚するまでの人生がどうだったのか気になるな。あと、昔のファミ通ドラクエ4の各キャラクターを実写化したら、みたいな企画記事があって、他のキャラは誰だったか忘れてしまったが、ネネは藤田朋子だったことをなぜかずっと憶えている。荒木経惟とのヘアヌード写真集差し止め騒動のときもそのことを思い出していた。……まあ、どうでもいい話ですね。

遠野小説ー藤田朋子初ヌード写真集