ゲームへたおじさんドットコム

1977年生まれの文系社会人。どこのクラスにも10人はいたような男のゲーム日記とメモと寄る辺のなさ。

引き続き3DSのゲームを探っていく

JAEPO行こうと思ってたのだけど脚がまだ痛むのでやめた。2月に入ったあたりでかなり治ってきたなーと思って2時間ほど自転車こいで街を散歩してたら痛みというか違和感がぶり返してしまって、あとやっぱ寒いと筋肉が凝り固まってしまう感じで、まだどうも怪しい感じだ。早いとこ治して、治ったらストレッチをちゃんとしよう……。

 

さて、昨日に続いて3DSの話だ。今敢えて3DSをプレイするなら立体視を強くフィーチャーしたものを遊ぶべきだろうということでやっているわけだが、まあ実際のところ「立体視」を売りにしてるゲームってロンチからのごく短い期間を過ぎると少なくなっていくので、見るべきゲームがそんなにあるわけでもない。M2の立体視対応能力がどんどん上がっていってすごいことになるセガの3D復刻プロジェクトシリーズはリリース当時に購入済みなので、その他のものだとなんだろう……と探してる感じだ*1。このゲームの立体視表現は一見の価値あり、という情報があればコメントなりはてブなりで教えてください。今のところ『パイロットウィングスリゾート』『リッジレーサー3D』『パルテナの鏡』あたりはやってみようと思ってます。

 

で、とりあえず昔買った『3Dクラシックス ゼビウス』をプレイしなおしてみたんだが、これはやっぱすごいな。ゲーム内容としてはアーケード版ゼビウスをストレートに移植したものだが、「空中」と「地上」(あと画面両端の追加背景オブジェクトとしての「雲」)をかなり極端な味付けで遠近感をつけることでオリジナルとは大きく印象の違うプレイフィールになっている。なんていうか、『ゼビウス』で描かれた戦闘は本当はこうだったのか! という気持ちになるのだ。ソルバルウはこんなに地上から離れた上空で戦っていたのか、みたいなね。グラフィックはオリジナルと同じなのにHDリマスター的な解像度の高さを感じるというか、『ゼビウス』世界へのプレイヤーとしての分解能がグッと上がる感じを味わえる。改めて、このアレンジ移植は素晴らしいと思った。

「3Dクラシックス」シリーズはゼビウスの他にも5作ほど出ているが、これらは配信専用ソフトだ。3月28日で買えなくなってしまうのでこの機会に他のものも見ておいたほうがいいなと、とりあえず『3Dクラシックス アーバンチャンピオン』を買った。

アーバンチャンピオンは今まで一度もプレイしたことがなくてゲーム内容もぼんやりとしか知らなかったのだけど、こんなゲームだったのかーという感慨があった。面白い。パンチが強弱・上段下段で4種類あり、それにスウェイと上段下段の自動ガードがあって、体力ではなくステージの端まで追い詰めることでラウンドの勝敗が決まり、かつNPCによる邪魔(植木鉢落とし)やパトカーの出現によってワンサイドゲームにならず仕切り直しが頻繁に発生する。なんと美しいゲームデザインか。

そしてオリジナル版発売当時の控えめで品の良いThe ニンテンドー的な8bit グラフィックでありながら、80年代初頭の(大衆的イメージとしての)「治安の悪いニューヨークのダウンタウン」が噎せ返るように色濃く込められているところも魅力的だ。こんなに治安の悪いゲームだとは思わなかったぜ。そこに立体視表現が加わることでジオラマ、ヴィネット的な愛らしさも付与され、これは小品ながらなかなかの佳作だと思った。

 

そんなわけなので、「ニンテンドーeショップ終了間近、マストバイな3DSソフトはこれだ!」みたいなまとめ記事ではあまり触れられることはない気がするが、『3Dクラシックス ゼビウス』と『3Dクラシックス アーバンチャンピオン』は個人的にお勧めしておきたい。他にも配信専用ソフトで押さえときたいものはないかな。いろいろ調べておこう。

 

*1:こういう話題だとよく挙がる『EYERESH for ニンテンドー3DS』も以前購入済み。ただこれはゲームではないんでね。