ゲームへたおじさんドットコム

1977年生まれの文系社会人。どこのクラスにも10人はいたような男のゲーム日記とメモと寄る辺のなさ。

『DEAD SPACE』リメイク日本版は無事にリリースできるようだ

前回エントリで『The Callisto Protocol』日本版発売中止のニュースに触れて、

「精神的続編」でも結局こうなってしまうのだから因果なもんだな。本家DEAD SPACE一作目のリメイクが来年リリースを控えているけど、これは大丈夫なんだろうか。この流れだと大丈夫ではなさそうだが……。

なんてことを書いたのだが、どうやら『DEAD SPACE』リメイクは表現の変更なく日本版発売にこぎ着けたようだ。

引用したEA日本営業部長・野口氏のTweetによれば日本国内ではコンソール版リリースはないけどPC版は表現に変更がない状態で正式に販売される、ということのようだ。これは各所と調整をしたEA担当者の方ほんとうにお疲れ様でしたと言いたい。国内コンソール版がないのは残念だが、海外コンソール版でも日本語が入っている(たぶんマルチリンガルで全世界ワンROMなんだろう)という情報もフォローとしてTweetされてるので、まあ現状ではこれ以上ない対応と言っていいんじゃないだろうか。「この流れだと大丈夫ではなさそうだが……。」とかいらぬ心配をしちゃってごめんね。

ところで現時点(2022/12/18 14時くらい)でのSteamの販売ページでは本作のCEROレーティングが「教育・データベース」区分で表示されているのが興味深い(もしかしたら単なる表示不具合かもしれないけど)。

 

 

CEROレーティング制度における「教育・データベース」区分というのはその名のとおり教育用ソフトやデータベースソフトに与えられるもので、通例では(いわゆる)ゲーム要素のないソフト向けの枠という感じだった。そして「ゲームではない」ので他のレーティング区分とは違い「対象年齢を定めない」という規定になっている。つまり、「誰でも買える」というわけだ。

ちなみに「CERO A」区分は「全年齢」対象なので、ユーザー視点としては「誰でも買える」という意味で事実上これと同じである。だが、CERO視点から見れば「全年齢を対象にしても問題ない内容である」という審査を下したということになるので、「対象年齢を定めない」という規定とはまったく意味合いが違ってくる。

前例に倣えば、いや倣わなくとも、『DEAD SPACE』が「教育・データベース」区分に該当するわけはないのだが、今回のPC版のみだけど正式リリース・表現変更なし、という着地点に向けての関係各所の調整で導き出された「建て付け」が「教育・データベース」区分でのCERO審査……ということだったりするのかしらん、知らんけど……などと邪推するのであった。いやほんと知らんけどね。

 

そんなわけでPC版を買えばいいんだけど、俺のPC環境だとそろそろ最新のゲームを遊ぶにはCPUのほうがちょっと力不足になりつつある(グラボはまだ戦えると思うが)。じゃあやっぱり海外コンソール版パッケージかあ、ということで前回エントリに引き続きPlay Asiaの自分内プレゼンスが高まっているのだった。