ゲームへたおじさんドットコム

1977年生まれの文系社会人。どこのクラスにも10人はいたような男のゲーム日記とメモと寄る辺のなさ。

ザ・インディー

ついこないだこんなこと書いたんだが

それでまあ、大作をやる体力はまだ戻ってないので、インディー系の小品だったらなんとかいけるだろうと思って積んでるのをとりあえず片っ端からやってみたんだけど……これがまあダメだ。具体的にどのタイトルとは言わないけど、プレイを始めてしばらくは、おおー、カッティングエッジな、あるいはポップでキャッチーなアートワーク……環境音のみの静謐な音響設計、あるいはグルーヴィなチップチューンの洪水……そしてゲームメカニクスと密接にリンクするナラティブの仕掛け……エモい、エモすぎる……! などと一通り感激するんだが、10分もたつと「パズル」が始まったり、残されたメモやボイスログから「いなくなった人たち」の人生を想起させようとしたり、またパズルが始まったり、急に歩くのが遅くなったり、またパズルが始まったりするので、もうパズルはいいよ! いなくなった奴らのことも知らんしやがて来る死の予感も感じたくないよ! あとおとぎ話風に見せかけて残酷な何かを匂わせるとか! あと死の予感とか! ……という気分になって投げ出してしまうのだった。

 

 こんなゲームがあるということを教えてもらった。

 

ec.nintendo.com

『おじいちゃんの記憶を巡る旅』

人生における喪失と希望を体験するハートフルストーリー

おじいちゃんの記憶を巡る旅は、人生の貴重な瞬間、壊れた夢、計画の変更など、魂を巡るパズルアドベンチャーゲームです。主人公と旅を伴にする中で、時折軽快にパズルを解きながら、美しいビジュアルと手作りの世界観を体験できるでしょう。

このゲームの美しい世界観に身を浸すと、主人公の人生の物語が、彼の記憶の美しい出来事を通して語られます。
ちょっぴり遊び心のあるパズルを解くうちに、物語の中に新しい風景が形作られ、主人公の進むべき道が出来上がります。その道は決して一つではありません。穏やかで気まぐれな環境(そしてそれはプレイヤーであるあなた自身の環境)を楽しんで下さい。

ゲームの中での幻想的で楽しい旅の経験と、静かでコミカルなパズルを解くことで、活気と希望に満ちた世界観に身を浸してください。
現実の世界で、あなたが心を痛めたり、後悔したり、希望を感じたりるように、ゲームの中の主人公の目を通して人生の複雑さを探ることが出来るでしょう。

https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000003545

 

人生における喪失と希望、美しいビジュアル、老人、そしてパズル…… なんというかそその、絵に描いたような……という感じだが、別にこないだ書いた愚痴はこのゲームについてではないですよ、ということだけははっきり表明しておきたい。本当に違うんだってば。