ゲームへたおじさんドットコム

いい年した男のゲーム日記とメモと寄る辺のなさ。ゲームへたおじさん、またはMSRkbと名乗っています。

逆さま広告

4月初頭あたりにTwitterでよく見かけたスマホアプリの広告が気になったのでmemoしておく。こういうの。

 

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『戦艦帝国』というアプリだが、バナーが上下逆に貼られている。一瞬、Twitterクライアントのバグかあるいは出稿したバナーにミスがあったかなどと思いかけたが、まあ4月頭だしエイプリルフールの関係だろうねとスルーしてたら、数日後にこんな広告が。

 

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わかるかな? 今度は上下が逆さになったうえに反転している。

 

……さて、こういうのにいわゆるユーモアを感じる向きもあろうかと思うが、俺はちょっとねと思ってしまった。いや、ふざけているとか読みづらくてダメだとかそういうのじゃない。

首都圏にお住まいの方は見かけたことがあるかもしれない。主にJRの駅なんだが、ホームから見える大型の広告看板*1で同じようなことをしている事例がいくつかあるのだ。Googleで「逆さま広告 駅のホーム」とか画像検索するといっぱい出てくる。件のアプリの広告を何度か見ているうちに思い出したのは、現実世界にあるそれらの広告看板のことだった。

この手の逆さま広告の目的ははっきりしていて、注目を集めるためだ。いや広告ってのはすべからく注目を集めるためのもので、最初のフックとなるその注目をいかにして集めるかを汗水流して考えている人が世の中にはたくさんいるわけだが、「逆さま広告」は言ってみれば安い手で上がろうとしてる類のやつだ。つまり、工事業者のミスか? 何かのハプニングか? というような誤解を与えつつ記憶に刷り込むわけだ。人間は逆さまになっている文字や画像も問題なく認識できる。とりあえずそれで名前だけでも覚えてもらって、というわけだ。

まあ安い手だろうとなんだろうと上がるのが一番大事なんだからそれは別にいいよ。昔からある、古くさい手法かもしれないけど、それも別にいい。ただ、首都圏のJRの駅から見える逆さま広告ってたぶん、ほとんどが「女性向け高収入日払い求人サイト」関係のやつなんだよね。そういう種類のサービスを提供する企業が取りがちな手法だ、というイメージが、正直なところ俺の中には拭いがたくある。

だからまあ、偏見だというのは認識してるんだが、なんていうかね、このアプリを出している会社も、そういった女性向け高収入日払い求人サイト運営企業的なマインド、空気感があるのかしらんとちょっと思ってしまったのだった。まあそれはそれで、適度にいかがわしくギラッとしている空気は個人的には好きなんだけど、あの広告手法の安い手にはちょっと、なんていうか客に対する侮りの姿勢を若干感じてしまってそんなに好きではないので、まあそういうのも込みで、ちょっとね、うん……と、歯切れ悪く特にオチもなく終わる。

*1:駅構内に貼ってあるのではなく、隣接するビルの壁面などに貼ってある。つまり「駅貼り広告」ではなく正確には「駅のホームから見えるビルの壁面広告」だ。