ゲームへたおじさんドットコム

1977年生まれの文系社会人。どこのクラスにも10人はいたような男のゲーム日記とメモと寄る辺のなさ。

FGO始めた(というか再開)

Fate/Grand Order』、iPhoneで配信されてから二ヶ月後くらいに機種変更し、やっとプレイできるようになったので(それまではiPhone 4sだったので起動しなかったのだ)遊んだことがあったのだが、あのときは序章途中で「なるほど」と一定の学びを得た後プレイが中断し、一年後くらいに消していた。が、4Gamerで第一部完結記念ロングインタビュー記事を読んだので、じゃあちょうどいい区切りだろうしということで再開してみた。改めてダウンロード&インストール

前回はチュートリアルである序章での戦闘を、あまり考えずにひょいひょい飛ばしていたのだが、今回はちょっと慎重にやってみる。シンプルで、適当にやろうと思えば適当にできるが、ちゃんと考えてやると結果に如実な差が出てくるシステムなんだな、なるほどなるほどと独りごちつつ、サクサクと序章のクエストを進める。

俺はどうも、ソーシャルゲームチュートリアルがあんまり肌に合わない人間らしく、だいたいどのゲームでも「こんな簡単なこと延々続けさせてよお、なんなんだよ……馬鹿にしやがってよお……どうせゲーム本編が始まってもこの繰り返しなんだろ……そんな作業じみたことを何が楽しくって大の大人がやらなきゃいかんのよ……」と虚無に囚われることが多い。フィーチャーフォン時代の「カード」ゲームならチュートリアルもすぐ終わったが、今日日のソーシャルゲームではそうもいかず、それなりに時間がかかる。そうなるともう、すぐに虚無に囚われてしまって、近々の例だとファイアーエムブレムのあれがまったく駄目だった。あとFEシリーズをそもそもぜんぜんやってないので、シリーズのあのキャラがぞくぞく参戦とかいうのにもまったくピンとこず、知らないキャラばかり出てくるので俺にとっては一億愛と同じだなこれ……などと思ってしまった。

で、本作のチュートリアル的な部分もそれなりに長いのだが、そもそもそのパートで「ゲームの説明」に入る前にわりあい長い会話シーン、つまりそれなりの量のテキストパートがあって、それを読み進んでいるうちに虚無感は消えていくのであった。テキストを読むのは作業ではない。そしてやはり奈須きのこの文章はスクリプトに乗ってこそ本領を発揮するのであった。ソシャゲ的細切れクエストに付随するテキストという形式が、自然と新聞連載小説のような読み方のリズムをとらせる。ということで早く続きを読みたいと進めているうちに序章をクリアしたのだった。

というわけで連日やっている。種火周回クエもこまめに回って手持ちのサーバントのレベルアップに勤しむ。このタイプのソーシャルゲームではこの類のフィーチャーが一番面倒、つまり露骨に「作業」じみてて厭なんだけど、これの場合は今のところぜんぜん苦にならないな……。

現在、一章の終盤くらいか。プレイヤーのレベルは21になったあたり。