ゲームへたおじさんドットコム

1977年生まれの文系社会人。どこのクラスにも10人はいたような男のゲーム日記とメモと寄る辺のなさ。

眠りの王国(キングダム・オブ・ヒュプノス)

あー10月になってしまったね。東京ゲームショウは行く気満々だったんだけど、平日の仕事に疲れ果てて土日は昏々と眠っていたので行けなかったよ。その次の週も、やはり同じように土日は昏々と眠っていた。ツェツェ蝿に刺されたかのごとくだ。だがやっと仕事が一段落して、今週からはわりあい暇になった。定時で上がれた日なんかには人と飲みに行ったりしてるのだが、身体がまだ疲れているのか、帰りの電車でまた昏々と眠ってしまい、気が付くと知らない土地だったりするんだよね。いやーいかんね。

さて、ゲームのほうだがPS3Diablo III Leaper of Souls』をちびちび続けている。楽しいねーこれは。このコンシューマ版アレンジは本当にいい感じだ。もうひとつ欲を言えば、コンソールじゃなく携帯機、つまりVitaあたりで遊びたいというのがあるんだが。ところで、PC版を遊んだときからそう思ってたんだんだが、このゲームは本当に、スルスルッと長い時間遊べてしまうところがある。この「スルスル」ってのが「時間を忘れるくらいのめり込んで」っていうのとはちょっと違って、なんていうか、引っかかりがなくスルーっといってしまう。ふーん、くらいの情動(未満)を抱えたまま、気が付けば三時間くらい経っているという感じが、特に発売後すぐの頃のPC版一周目をプレイしているときには顕著だった(それが二周目以降は虚無感に変わっていったのだが)。今回のPS3版も基本的には引っかかりなくスルーっと、という感じで、やはり「おもしろーい!」とアドレナリンが脳の血管を駆け巡るようなことはぜんぜんないのだが、しみじみとした楽しみがある。PC版は「ごくごく飲めるけど、これ結局のところ水道水の湯冷ましだよな……」という感じだったが、PS3版は小洒落た旨いもの屋のお通しで出てくるような出し汁、みたいな感じだ。いいよね。今の疲れた身体にはこういうのがちょうどいい。