ゲームへたおじさんドットコム

1977年生まれの文系社会人。どこのクラスにも10人はいたような男のゲーム日記とメモと寄る辺のなさ。

俺たちは、ゴーストだ!(『俺たちは天使だ』の例のポーズで)

積んでいたゲームを消化しよう、ということで、今さらながら『コール オブ デューティ ゴースト』のシングルプレイをクリア。360版。

前作(CoD:BO2)のマルチが個人的にはCoDシリーズでは一番楽しかったので、今作もマルチを期待して発売日に買ったんだが、うーんマルチはかなり今ひとつだったな(マルチプレイモードの開発はRaven Software)。マップが広いというのは一見すごいんだが、ただ広いだけで戦闘が散発的にしか起こらなくて、俺がプレイしていた発売後一ヶ月くらいまではタイムアップで終了になることもしばしばだった(誰もマッチポイントに至るまでKillを稼げない)。

シングルのほうは、なんだかんだ言って演出に関してはTreyarchよりもInfinity Wardのほうが上手だなーと思ったのだが(特に冒頭の「壊滅的打撃を受けるアメリカ」の描写など)、お話は例によってMWシリーズ以降のいつものやつ、って感じだったのでまあなーこれはなー、もういい加減あれかなーと思ったり。そして露骨に「次回へ続く」な終わり方もちょっとなー。

それはそれとして、今回は冒頭から『ゼロ・グラビティ』っぽいシーンが展開する(クライマックスにも)。これ、制作期間的に『ゼロ・グラビティ』の公開前だと思うんだけど、こういうのってどうやって合わせるのかね。業界内で情報が回ってくるのかね。あと中盤では『ダークナイトライジング』冒頭の飛行機を折って脱出シーンをそのまんまパクってて、そこらへんもどうなんだろうねーと思った。脚本は『トラフィック』『シリアナ』などのスティーヴン・ギャガン