ゲームへたおじさんドットコム

1977年生まれの文系社会人。どこのクラスにも10人はいたような男のゲーム日記とメモと寄る辺のなさ。

初音ミク Project DIVA F 2nd

うわーミクたん萌え萌えだよーWARーWARートゥナイト(トゥナイト)

さて待ちに待った2ndだ。正直なところ、俺はボカロにあんまり興味がなくって、音ゲーも実はほとんどプレイしないんだけど、これは前作PS3版をとても楽しくプレイしたので続編を待ちわびていたのよね。

コナミビーマニ音ゲーはどうにも苦手なんだけど、いやビーマニ系に限らず音ゲーそのものが苦手なんだけど(なんせ本当にリズム感がないので)、それでもかつて『パラッパラッパー』とか『バスト・ア・ムーブ』とか『スペースチャンネル5』とか、キャラクターたちが音楽にあわせて楽しげにダンスしている映像が後ろに流れるタイプの音ゲーは好きなんだよね。踊っている人を見るのは好きなんだよ。ダンサーの人は無条件に尊敬している。リズム感のある美しい身体、憧れるんだよねー俺にもっとも縁遠いものなので。ボタンをペシペシ押すことで、だらしない中年の変な身体の俺も音楽の律動と自分の拍動をほんの一瞬だけ重ね合わせることができる、いやできた気分になれて、ちょっとだけいい気分になれるんだよね……まあほとんどは、何度も首をかしげながら「あれ? あれ?」みたいになってるんだけど。

まあそれはいい。このシリーズはPSP版各作も人から借りて軽く遊んではいたものの、ちゃんとやり始めたのはPS3版『〜F』からだ。(こういう言い方はちょっと誤解を招くかもしれないが)普通だったら自分から聴くことはなかったであろうボカロ曲も、音ゲーというフォーマットだと何度もヘビーローテーションすることになるので(へたなので)、自然と憶えてしまうんだよね。それどころか日常のふとしたはずみに口ずさみそうになってしまう。

前作は、PSP版のときと比べてかなり「見せ方」の練度の上がったPVを背景に音ゲーをやっている感じでとても楽しかったのだが、今作はどっちかというと作り込んだPVというよりはテレビの歌番組(それも金をかけてステージを組むことができた時代の)っぽさを感じる映像で、最初は前作に比べてちょっと物足りない部分もあったんだが、だんだんこれはこれで素敵かなと思えるようになった。今作では最新ヒット曲(と言えばいいのかな、ニコニコで最近人気の曲)のみならず過去の名曲(俺でも知ってるくらいの有名曲)も再収録されていて、なんというか中堅アーティストの新曲&セルフカバーアルバムくらいの安定感がある。

でもねー、これねー、今回ちょっと難しすぎやしないか? NORMALモードが前作のHARDモードくらいの難しさだ。NORMALくらいまではもうちょっと気持ちよくクリアさせてくれもいいんじゃないかと……まあそれでも、じゃあDUALSHOCKでのプレイじゃなくて専用コントローラ買ってみようかなと思う程度には楽しくプレイしています。

初音ミク -Project DIVA- F 2nd

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初音ミク -Project DIVA- F 2nd

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