ゲームへたおじさんドットコム

1977年生まれの文系社会人。どこのクラスにも10人はいたような男のゲーム日記とメモと寄る辺のなさ。

容量

こないだPSNでセールだったので『ドラゴンクエストビルダーズ』買ったら、ダウンロード容量がたった700MBだったのでちょっと驚いた。アーケードアーカイブスよりは大きいけど、同時に買ったPS VR用のコンパクトなゲームが12GBくらいあるのに……いや別に容量で損した得したみたいなアホなことを言うつもりはないが、700MBに収まるのかあ、と。

しかしゴールデンウィーク間近ということで各種ダウンロードストアがセールしてて、積みゲーが捗るね。今日もPS Plus会員限定で『ウルフェンシュタイン:ザ ニューオーダー』が100円になってたので買った。100円ってあんた……そりゃ買うわ。

逆さま広告

4月初頭あたりにTwitterでよく見かけたスマホアプリの広告が気になったのでmemoしておく。こういうの。

 

f:id:msrkb:20170421212425p:plain

 

『戦艦帝国』というアプリだが、バナーが上下逆に貼られている。一瞬、Twitterクライアントのバグかあるいは出稿したバナーにミスがあったかなどと思いかけたが、まあ4月頭だしエイプリルフールの関係だろうねとスルーしてたら、数日後にこんな広告が。

 

f:id:msrkb:20170421213740p:plain

 

わかるかな? 今度は上下が逆さになったうえに反転している。

 

……さて、こういうのにいわゆるユーモアを感じる向きもあろうかと思うが、俺はちょっとねと思ってしまった。いや、ふざけているとか読みづらくてダメだとかそういうのじゃない。

首都圏にお住まいの方は見かけたことがあるかもしれない。主にJRの駅なんだが、ホームから見える大型の広告看板*1で同じようなことをしている事例がいくつかあるのだ。Googleで「逆さま広告 駅のホーム」とか画像検索するといっぱい出てくる。件のアプリの広告を何度か見ているうちに思い出したのは、現実世界にあるそれらの広告看板のことだった。

この手の逆さま広告の目的ははっきりしていて、注目を集めるためだ。いや広告ってのはすべからく注目を集めるためのもので、最初のフックとなるその注目をいかにして集めるかを汗水流して考えている人が世の中にはたくさんいるわけだが、「逆さま広告」は言ってみれば安い手で上がろうとしてる類のやつだ。つまり、工事業者のミスか? 何かのハプニングか? というような誤解を与えつつ記憶に刷り込むわけだ。人間は逆さまになっている文字や画像も問題なく認識できる。とりあえずそれで名前だけでも覚えてもらって、というわけだ。

まあ安い手だろうとなんだろうと上がるのが一番大事なんだからそれは別にいいよ。昔からある、古くさい手法かもしれないけど、それも別にいい。ただ、首都圏のJRの駅から見える逆さま広告ってたぶん、ほとんどが「女性向け高収入日払い求人サイト」関係のやつなんだよね。そういう種類のサービスを提供する企業が取りがちな手法だ、というイメージが、正直なところ俺の中には拭いがたくある。

だからまあ、偏見だというのは認識してるんだが、なんていうかね、このアプリを出している会社も、そういった女性向け高収入日払い求人サイト運営企業的なマインド、空気感があるのかしらんとちょっと思ってしまったのだった。まあそれはそれで、適度にいかがわしくギラッとしている空気は個人的には好きなんだけど、あの広告手法の安い手にはちょっと、なんていうか客に対する侮りの姿勢を若干感じてしまってそんなに好きではないので、まあそういうのも込みで、ちょっとね、うん……と、歯切れ悪く特にオチもなく終わる。

*1:駅構内に貼ってあるのではなく、隣接するビルの壁面などに貼ってある。つまり「駅貼り広告」ではなく正確には「駅のホームから見えるビルの壁面広告」だ。

イベント未完

FGO、イベント「ぐだぐだ明治維新」は、現状のパーティ戦力では最後の魔神柱にまったく歯が立たないということで諦めた。というかこの魔神柱まわりの話っていうのは第一部クリアしたプレイヤー向けなんだよな。なんとなく話のスジは知ってるけど、細かいところがよくわからんし、まあこれは俺を対象としたイベントではないということだろう。そしてすぐにまた新しいイベントが始まるそうで、けっこう普通のスマホゲー運営と同じようにイベント途切れさせないんだなあと思ったりした。次のもたぶん高レベル帯の人向けだろうから、素直にシナリオを進めましょうかね。

とうとうPS VRを手に入れた!

ロンチ前の予約はもちろん、その後の追加販売のタイミングでもまったく買えなかったPlayStation VR。いったいいつ手に入れることができるんだ……と半ば絶望していたのだが、3月末の追加販売のタイミングで、親切な方のご協力もあり、とうとう購入に成功! 商品を引き取りに行けたのが金曜の夜だったので、この週末は雑然としたリビングのテレビ周りを整理し、セッティングを整えていろいろ試してみた。いやね、まだ低価格帯の配信専用ソフトだけでフルプライスのゲームは試してないんだが、すでに最高に満足している。

昨年はいろいろな機会を逃さず、PS VR以外にもGoogle CardboardやGear VRなどのローエンドからHTC Viveのようなハイエンドまで一通りのVRデバイスを試したのだが、試遊会イベントとか友人宅とかアトラクションとか、すべて「人のグラウンド」での体験だった。VRとはこんなもんなのだなという感覚はしっかりあったのだが、それと「自宅でVRをプレイする」のとはなんか根本的に違う感覚だ! というのが最初の驚きだった。

もうほとんどポエムに足を踏み込んでるけど、正直なところVR空間にある種の「安らぎ」さえ覚えてしまっている。他人のグラウンドでやるのと、実際に購入して周辺環境も含め自分にあったセッティングをじっくり調整してやるのとではぜんぜん違うんだなーこれが。夜、静かな部屋でプレイしていると、完全に「この」現実とは別の現実世界の中に入ったような気分……というかもう「実感」と錯覚するくらいの感覚が湧き、バーチャルリアリティという言葉の意味を今こそ本当に理解したと思ったよ。生活の場である自宅に突如異世界が出現した感じでもあるし、端的に言って部屋が1.8倍くらい広くなったという生活に密着したベクトルの感覚もある。とても不思議。

遊んでるゲームそれぞれについてはそのうち順次メモしていく。取り急ぎ、シネマティックモードでアーケードアーカイブスのソフトを遊ぶと、テレビで遊ぶよりもゲーセンっぽいというのは発見だった。大型液晶テレビで画面から離れて遊ぶのに比べて、解像度の甘さと、顔の近くに画面があるという距離感がとてもゲーセンっぽい。

まんまと

f:id:msrkb:20170403154826j:image

FGO、まだ「課金の器(UTSUWA)」は満たないかなーとか思いつつも楽しくやってる。先日終了したイベントではとりあえず信長を三枚取るとこまではやった。それ以上だとちゃんと走らないといけない感じだったが、まあそういうのはいい。走ったりはしない。

そんで、無料でもらえる石やらフレンドポイントやらでけっこうガチャを回せるし星4までならわりと出るのでそれで満足しちゃってる。ただ、ここしばらくはイベントとデイリーを回すくらいしかしてなくて、シナリオのほうは週末に少しずつという進捗だ。今プレイヤーレベル30近くだが、そろそろクエストをさくさく進めようとしてもスタミナが切れるようになってきた。前はデイリー上級を二回ほど回せば必ずレベルアップしてスタミナ全回復、という感じでどんどん進めたのだが、ここらへんから少し待ちが入ってくるんだろうね。

ところで、俺はFateはPC版stay/nightと星海社文庫版Zeroしか読んでない(あと、PSPでEXTRAをごく序盤までやって投げ出してる)。その他の関連作品でも新しい英霊がサーヴァントとして登場していること自体は知っているが、細かいことは知らない。FGOでも新しい英霊がいろいろ登場しているんだろうけど、クエストを進めていると、たぶん他の関連作品ですでに登場していたらしい英霊が、過去のエピソードについてそれとなく言及していたり、他の英霊との関係性がなにか「続きもの」じみていたりと、まあいわゆるシェアードワールド的な裏設定が覗えるようなくすぐりがけっこうあるんですね。で、まあ、そういうのってけっこう気になるほうなんで、TYPE-MOON関連のWikiを軽く見てたりしたんですが、途中まで読んで「あ、これはFGOだけじゃなくいろんなののネタバレになるやつだ」と気づいて慌てて途中でやめたりしていたわけです。

そんなわけで、まんまと、というかなんというかで我慢できなくなってきたので、アニメイトまで足を運んで『Fate/Apocrypha』第1巻を買ってきました。TYPE-MOONブックスというレーベルで出ていてJANコードは付いてるけどISBNが付いてない。というわけで一般書店流通には乗らないのでアニメイトとか限られたとこでしか買えないのが面倒やね。全5巻なのでまとめて買えばいいんだろうけど、とりあえず1巻だけ買った。作者の東出祐一郎氏は個人サイト運営時代によく読んでたなあ。

グルーヴコースター3EX

『〜EX』になってから初プレイ。というか、俺がよくプレイしていたのは2の時期で、確か3のときは5、6回くらいしかプレイしてなかった気がする。3になってからナビゲートキャラクターとしてイラストの美少女キャラが設定されて、曲選択など幕間の要所要所で声優さんがなんかしゃべるようになったんだけど、どうもそれに付いていけなくって……なんかここ数年で、ある種のアニメ、というかアニメキャラ的表現に対してすごくつらい気持ちになるようになったんだよね。つらいというかねー、端的に言って疲れるんだな。あと、もう俺は主要な客ではないんだなーというのをしみじみと感じるね。もちろん、それで疎外感を憶えるほどナイーブな年齢ではないんで別にいいんだが。しみじみとね。

まあそんなわけで、3のアッパーバージョンであるEXもナビキャラがいるんだが、ラノベイラスト的筆致の人から、もっとアニメっぽい、シャイニーっていうかツヤツヤした感じの人に変わった。正直さらにつらい。3のときのキャラクターに変更することもできるので、そっちに戻した。まだこちらのほうが落ち着ける……。

新曲で、HALI HALIというアーティストのオリジナル曲にクレープがどうとかいってるだけの「クレープ・to・ミー。」というのがあって、ちょっとデビュー当初のHALCALIとか泉まくらみたいで良かった。というかこの人らも現役女子高生2人組らしい。ほへー。あとボカロ曲で新しく入ってたナユタン星人という人の「エイリアンエイリアン」という曲が、譜面演出も合わさってなかなか気持ちよかったです。

 


クレープ・to・ミー。 [HARD] FULL CHAIN 【GROOVE COASTER 3EX】

 


「エイリアンエイリアン」HARD FC S⁺⁺ PERFECT キャプチャ 【グルーヴコースター3EX】

買うゲームメモ

プレイしたいと思ったが発売日には買わず、そのうち余裕ができたら買おうと思ってるうちに時が流れて忘れそうになっている、いわゆる(いわゆる?)「仮想の積みゲー」についてメモしておきたい。昨年末くらいからこちら、この仮想の積みゲーがけっこう溜まってきているのだ。これを実際に購入することで、仮想ではなく現実の積みゲーへと進化する。だからどうだって話だが……。

 

Birthdays the Beginning

ゴッドシミュレーター的なゲーム……なのかな? 土地を上げたり下げたりして気温を調節しつつ、生態系を変化させたり生物を進化させたりするらしい。ちょっと奇妙なゲームを探してくるのが得意な友人が気になったので体験版を遊んでみたら、妙に複雑なメカニクスで圧倒されたと言っていて、俺も気になっているのだ。そのうちプレイしたいと思う。

→公式サイト

Birthdays the Beginning - PS4

Birthdays the Beginning - PS4

 

 

STEEP

オープンワールド系ウィンタースポーツゲーム。実はオープンワールドゲームはそれほど食指が伸びない。が、ウィンタースポーツ系のゲームをたまに遊びたくなるときがあって(それはそのスポーツに興味があるというよりは、レースゲームの亜種を遊びたいという欲求に近い。生身の人間がすごい速度で動くゲームが遊びたい、ということだ)、でもステージクリア型だとだいたい途中で詰まるだろうから、好きなようにふらふらできる(であろう)オープンワールドタイプのやつなら理想的なんじゃなかろうか、というね。たぶんこれも、やり込んで全ミッションクリアとかそういうふうにはならないんだろうけど、スポーツゲームなので特にシナリオがどうこうというのはないだろうし、好きなように遊んで好きなところでやめればいいだろうから、そういう意味でもプレイ負荷がかからなくていいんじゃねえかなあという怠惰なアレもある。とにかくあまりプレイするのに負荷がかかるやつはもう今はやりたくないんだよね……優しい味がするやつがいいんだよ……まあUbiのゲームだってところが若干不安だが、ざっと見たところ買った人の評判もいいようだし、そのうち買おう。

スティープ - PS4

スティープ - PS4

 

 

Watch Dogs 2

同じくUbiでオープンワールドゲー、ということでまあこれも普段なら食指が伸びないタイプのゲームではあるんだが、Ubiの新規IPや新コンセプトは2作目で完成をみるというジンクスもあるし、1作目にはまったく興味が湧かなかったけどこれはなんかね、プレイヤーキャラとその仲間たちのテッキーでギークかつ胡散臭くて陽気でアナーキーな感じのキャラ造形に感じ入るところがあったので。そういうの好き……というかね、ゲームするなら仲間たちのキャラクターはそういう「反社会的なところもあるかもしれないけど気のいい奴ら」であってほしい、という思いがあるんだよね俺の好みとして。現実だとなかなかそういう「ダチ」感のある人っていないわけじゃないですか……もし仮にそういう人が現実の生活でまわりにいたとしても、もう自分もいい年齢の単なる小市民なので、反社会的な傾向のある人とはやっぱり距離を置こうとするわけじゃないですか……でも本当は、そういう「ダチ」「ツレ」ってのに憧れがあるわけですよやっぱり……最近『トリプルX:再起動』って映画を見て、その欲求がより強まったので、その流れで今ちょっと遊んでみたいです。

ウォッチドッグス2 【CEROレーティング「Z」】 - PS4

ウォッチドッグス2 【CEROレーティング「Z」】 - PS4

 

 

あとは、次のCoDとかの大作シューターではそろそろメキシコ麻薬戦争を題材にしたやつが来るだろう、社会的問題として話題だというよりも映画やドラマ、小説などの題材になることがここのところグッと増えているから、そろそろゲームもそれに乗っかったのが来るだろう……と思ったらまさかのゴーストリコンシリーズでそれをやることになったという『ゴーストリコン ワイルドランズ』*1は当然買うつもりです。ああこれもUbiゲーだ。なんか『犬の力』『ザ・カルテル』のドン・ウィンズロウもストーリー監修で参加しているらしい。それからもちろん『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』も、Wii Uの最期を看取るという意味でもそのうちやるだろう。ああこれもオープンワールドものか。俺はあまり得意じゃないんだが……。あと、個人的にはまったく注目していなかったものの、『NieR:Automata』が急に気になりだしている。というのも、このゲームには通常のアクションRPGのパート以外にミニゲーム的な弾幕シューティングパートが挿し挟まっているそうなのだが、そのシューティングパートがかつてのマイルストーン社のシューティングゲームのような、純-中学生的「ポエム」「サブカル」感に溢れていてすごい、というようなことを、このあいだmakulaさんにお会いしたときに聞いたからだ。そう言われては見たくなるではないか。というわけで、これはけっこう後回しになるかもしれないけど、遊んでみるつもりです。

*1:舞台はメキシコではなくボリビアだけど