ゲームへたおじさんドットコム

1977年生まれの文系社会人。どこのクラスにも10人はいたような男のゲーム日記とメモと寄る辺のなさ。

たまの平日休み、艦これアーケード

本日代休を取ってたのだがいろいろあって朝帰り。すでに休みを無駄にしてしまう危険性大なんだが、そのまま起きてて一日過ごせるような体力はもう年齢的になく、とりあえず仮眠だとベッドに入って起きてみたらもう13時、昼飯食べてすぐ外出する……すりゃあまだいいんだろうけど、結局だらだらしてしまい夕方近くに家を出る。

当初の予定では早稲田松竹で見逃していた『ヒメアノール』と『デストラクションベイビーズ』の二本立てを見ようと思っていたのだがすでに行く気力は失せていたので、そういえば何年も行ってないじゃないかとぶらり神保町へ。古本屋をぶらーっと見て、でも特に何も買わず、せっかく神保町に来たのだしということで丸香に寄ってちょっと早めの夕食をとり、腹ごなしに歩きで秋葉原まで。

なんだかピンボールを遊びたい気分になっていたのでドンキの上の東京レジャーランド2号店へ。ここには『The Sopranos』が置いてあったはずだ、あまり整備状況がよくなかった記憶があるけど……と探してみたが、もうなかった。後で当時の記録を見返してみたら、『The Sopranos』をここで見つけたのは2012年のことで、えーそんな前だったっけと驚いた。まあとっくに撤去されたということでしょう。

悄然と店を後にしようとしたところ、平日の夕方だからか4台並んだ『艦これアーケード』が一席しか埋まっていなかった。いや、もうそれほどは混まなくなったということなのかな。まあせっかくだしということで初プレイ。思いの外面白くてちょっと驚いた。いやこれ、俺にとっての理想の艦これというか、もうこれがあればブラウザ版いらないのではと思ってしまった。

あと球磨がたいへんかわいい。というかあの媚び媚びでウザかった台詞も、それに見合った3Dモデルとモーションがあれば違和感なく可愛らしく思えるので不思議だ(まあ、中破はやっぱちょっとやりすぎじゃないかなどうしても思うのだが)。あっというまに千円使ってしまった。またやろう。

誰にでもひとつの物語

2Dアイドルのかわいさを3Dで再現する! 「デレステ」開発事例公開 - GAME Watch

 

CEDEC講演の記事を見て久々にデレステ起動。

なんかジュエルいっぱいもらえたからガチャ回すかーSレア兵頭さん出たわーさて新曲は何が入ってるんやろ……と曲選択してたら「夕映えプレゼント」の出だしが流れてきて突発的に胸が詰まり泣き始める中年男。夢みたいに綺麗で泣けちゃうなー……。

夕映えプレゼント

夕映えプレゼント

  • 発売日: 2015/10/30
  • メディア: MP3 ダウンロード

さよならデスピサロ

昼間寝て夜起きる。どうしようもなく生活サイクルが狂っているが、もう明日は仕事が始まる。ここでケジメをつけねばなるまいと、クリアを目指す。

封印というかラストダンジョンのバリアを司ってるボス残り3匹すべて倒す。もうちょっと歯ごたえのある四天王でもいいんじゃないかなー。ラストダンジョン、まあ長いが、それほど迷わないぞ。で、デスピサロ。平均レベルは36くらいか。どうだろう。まだ低いか。でもまあ挑んでみよう……とやってみるが、さすがに強い。ガンガン死んでいくメンバー。長い長い戦闘。もうさすがにこれは詰んだな、次のターンで完全に打つ手がなくなって後は全滅コースだな、でもそういうときの一撃で案外倒せたりするんだよね……とか思ってたら本当にその一撃で倒せたので思わず「おう!」と声をあげてしまった。

超ギリギリ、僧侶系キャラと勇者のMPが尽き、世界樹の葉世界樹のしずくも使い切って回復/復活手段がほぼなくなり、ミネアとブライが死に、とうとう勇者まで死んでドランと入れ替わってドランも死んで……というギリギリでなんとか倒した。最後の一撃はアリーナだった。やっぱアリーナは強い。

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クリア後、そのまま6章をやる。デスピサロ戦の前から派生したルートなのね。6章の追加ダンジョンに行かず、今頃海辺の街でかわきの石を見つけたりする。ここ、ファミコン版のときに見逃してたところだ。かわきの石で通れるダンジョン、という謎にまったく気づかずスルーしていた。海辺の街自体は、船を入手してすぐに行ってたし、かわきの石の話も聞いていたのに、そのダンジョンを見つけた頃にはすっかり忘れていた。で、6章になって各街を巡ったりしてるときにたまたま夜の海辺の街の浜辺で乾いている場所を見つけて、やっと気づいた。攻略サイトは一切見ない縛りを設けていたので、本当にこの時点までまったく気づかなかったよ。クリアしたことよりも嬉しかったかもしれない。しかし昼に戻してかわきの石があると思う場所で「しらべる」をしてもなかなか見つからなくて難儀した。3D化のせいで座標が微妙に違っていて見つけられないのはわかっているんだが、だいたいどこらへんにあるのかが分かっているのになかなかその場所に当たらなくて、これはまだ何か解かなければいけない謎がもう一段あるのだろうかと30分ほど悩んだりした。まあ最終的には見つけて、件のダンジョンもさっくりクリア、はぐれメタルの剣を手に入れるが、まあクリア後だしそれほどありがたみはないか。

追加ダンジョンをちょっと見ておくかと行ってみたら、やたらと長い。長い。長すぎる。ここでやめるのももったいないかと腹を決めて、なんとか最後まで到着、追加ボスのエッグラとチキータとの戦闘に入る。特に何の脈絡もなく、コミカルな人間型の敵だったしカジノのBGMが流れるので適当な気分でいたら鬼のように強くて現在のレベルではまったく歯が立たない。まあクリア後のやり込み要素だし別にいいんだけど、なんだかなーと白けてしまい、まあいいか、ここまでで俺のPS版ドラクエIVは終了、ということにした。ロザリー救ってピサロを仲間にできる、っていうのに興味がないわけではないが、まあそういう取って付けたようなハッピーエンドルートみたいのはいいや。おしまい。楽しませてもらったよ。

 

アルティメット ヒッツ ドラゴンクエストIV 導かれし者たち

夏休み鬱とドラクエ

案の定というかなんというか、長期休暇をまったく有効に使えず、気分がふさぎ込んでしまう。妻は仕事に遊びに忙しくしているので、なおさら落ち込み、昼夜逆転した生活サイクルに入ってしまった。

そんな妻は用事があってこの土日は家を空けている。せめてこのあいだにドラクエのクリアくらいはしておこうと、ほとんど朝の変な時間からプレイしはじめる。世界樹→なんかの塔→天空城→最後の封印的な四天王モンスターの一匹目まで。ここらへんの話の駆け足っぷりはけっこう肩透かしで、がっかりするなあ。そういえば、ファミコン版のときもそう思っていた。それがあったからか、スーファミ時代にはFFのほうを好んで遊んでいた。ドラクエVは結局自分では購入せず、発売からしばらく経ってから友人に貸してもらってプレイしたのだった。VIに至っては未だにちゃんとプレイしたことないし。次やるならVかVIだろうか。

天空城まで到達したのに、城に入る前に雲から落ちてもう一度塔をやり直すはめになった。何をやってもうまくいかない。正午前に眠気が押さえられず、そのまま居間で横になって夜遅くまで眠ってしまう。何をやっているのか。引きこもりの中学生になった気分だ。

夏休みとドラクエ

夏休み中だ。今年も特にどこかへ出かける予定もなく、友達に会ったり、あとは何か適当に家とその周辺でできることを……という日々を送る予定なのだが、このノリでいくと例年は生活時間がガタガタになって夜起きて昼間寝るという体たらくに陥り、そして結局何もできなかったと鬱になるという、そういう危険性がある。だが今年はそうならないように気をつけたい……。

というわけで、夏休み中にドラクエ4をクリアしてしまおうというのも小さな予定のひとつだ。で、今日はエスタークへのアタック2回目。勇者、アリーナ、クリフト、ブライでなんとかギリで撃破。本当にギリだった。やっぱブライはボス戦時に頼りになる。妻のブライへの評価は低すぎるのではないか。あれかな、ファミコン版のときの評価ということかな。確かにファミコン版ではクリフトもブライもぜんぜん使えなかったが、PS1版ではプレイヤーがコマンド入力もできるので大丈夫だ。

エスタークの経験値でクリフトのレベルが上がりベホマラーを憶えた。これ覚えてたらエスターク戦もう少し楽だったのに。適正レベルから若干低かったかな。しかしベホマラーを憶えたことで俺のパーティ内では僧侶キャラのスタメンは完全にミネアからクリフトへ移ったな。あと個人的に、ベホマラーってなんか好き。ベホマズンより、なんかありがたい感じがする。ベホマズンは消費MPが高いからとかそういうのではなく、どうもあまり印象が良くないのはなぜだろう。MPのコストパフォーマンス云々ではなく、使うシチュエーションがかなり追い込まれているときになりがちなので、あまりポジティブな印象がないということだろうか。ベホマラーはまだ拮抗しているときなので攻めの印象がある。そういえば、ライデインギガデインミナデインも俺はほぼ使ったことがなくて、勇者系の呪文があまり好きではないということかもしれない。

エスタークを倒したあとの、亡霊が守護してて取れなかった宝箱に天空の剣が入っていると思い違いしていたが気球のガスだった。ここの記憶もけっこう曖昧だったな。あと、ファミコン版のエスタークのグラフィックはもっと大きな気がした。
気球ゲットしてエルフの村へ行き世界樹登るところまで。

ピオリムを使いたいのよ

というわけでエスタークが発見されている。地の底で地獄の帝王が発見されて、そこから瘴気が出て街が腐る……というのは何か根源的な恐怖を感じると前回書いたが、クトゥルー神話的でもあるのかなあ。クトゥルー復活を感じ取った感覚の鋭敏な人々が世界中で次々に狂気に陥る的な、あの感じというか……「恐怖」の描き方のパースペクティブがなんだかおかしいような、あの感覚、つまり、間をすっ飛ばしていきなり巨大なスケールまで災いが及ぶというような、何かそういう……アッテムトが壊滅しているのもあれだが、アリーナの祖国であるサントハイムの城の人間が唐突にみんな消える(そして、まあ最終的には無事帰ってくるとはいえ本当にエンディングのときまで消えたまま。しかもそのあいだどうしていたのか、どこに連れ去られていたのかまったく説明がない)というのも不気味なんだよな。王様はある種の予知能力を持ってたわけでしょ? そんで地獄の帝王の復活について家臣に伝えようとした日の朝にみんな消えちゃうという。おっかないね。

エスタークにアタックする前にメダル王の城の北にある洞窟へ。天空の鎧があるとのことだったので、エスターク戦の前に勇者の守備力を強化しとこうと。前に来たときは微妙に敵のレベルがこちらのパーティーよりも高かったのでやめておいたが、今はちょうどいい感じなのでサクサクと……というか事前予想よりずっと小さなダンジョンで、すぐに鎧が見つかったので拍子抜けする。というか本当に小さくてびっくりした。ここに至って初めてこの機能に気づいたのだが、アイテムを「みせる」とトルネコがコメントしてくれるのね(7にもあったっけ?)。だいたいどれもひとつはネタが仕込んである気が利いたコメントばかりなので片っ端から見せてみた。しばらくトルネコは戦闘メンバーにしていないので、たまには活躍させたいし。

ということでエスタークにアタック。勇者、ライアン、ミネア、マーニャで平均レベル28といったところ……だがあっさり全滅した。メンツを再考して後日挑むことにする。ところで、ここしばらく、俺がドラクエをしていると横で見ている妻が、やたらとライアンとブライをdisってくるのが気になる。確かにアリーナの火力に比べてライアンは今ひとつのところがあるけど、装備を揃えればけっこう活躍してくれるし、防御力はそんなに上がらなかったりするけどHPは高いから楯としても使えるし……ブライだって攻撃呪文はマーニャと比べると地味だけど、なんといってもバイキルトピオリムを使えるのが強い。ボス戦のときは是非いてほしい。というか、前に書いたけど子供のときと違って補助系呪文をそれなりに使いこなせるようになったことでちょっとばかし「ゲームうまくなった気分」を味わっていい気分になっていた俺としてはブライを使いたいのよ。ピオリムを使いたいのよ。バイキルトは昔も使ってたけど、ピオリムの重要性をちゃんと理解した今、それをうまく使いこなしたいのよ。早いと強いのよ! わかってよ!

クトゥルフ神話への招待 ~遊星からの物体X (扶桑社ミステリー)

ドラゴンクエスト メタリックモンスターズギャラリー エスターク

発掘される邪悪

2週間ほど空いてしまった。

魔神像を動かしてデスパレスアッテムトまで。が、魔神像で対岸に渡ってすぐにデスパレスまで行けばいいものの、近くの祠に入って旅の扉で違うところに飛んだら戻れなくなったのでもう一度魔神像にアタックするという無駄なことをしてしまう。一方通行の旅の扉ってあったのね。あったっけ? あったんだな。

アッテムトの鉱山でエスタークが発掘された、というのは、昔も思ったけど、なんていうかこう、すごく不穏な感じがしていい。眠っていたのが発掘された、というのがね。アッテムトはもともと鉱山からの毒ガスで半ば死に絶えた街だったのが、さらに掘り進んだことによってより大きな災厄を呼んでしまうという。邪悪なものの発掘というので『デビルマン』を思い起こすからかな。でもファミコン版を当時遊んだときはまだ『デビルマン』読んでなかったから、もうちょっと本能的なところからの感想だろうか。