ゲームへたおじさんドットコム

1977年生まれの文系社会人。どこのクラスにも10人はいたような男のゲーム日記とメモと寄る辺のなさ。

おっさんのエレジー

あいかわらず、一週間たつと街の名前とかぼんやりとしてる。

さてバルザックだが、10年前はここで詰まっていた。えらく強かった記憶がある。とりあえず様子見で1回戦ってみるかと勇者・ライアン・クリフト・マーニャで挑んでみたら、あっさり勝ってしまった。スクルトとメラミが効いた。いやー、前回詰まったときって、よっぽどレベルが足りてなかったんだね。

というわけで次はどこに行くのかが若干ぼんやりしつつ、船で行けるところを回ってみる。ここらへんからはファミコン時代の記憶しかない、というかその「記憶」をほとんど忘れているので、本格的に手探りになってきた(ちなみに、縛りプレイとして攻略情報の類は一切見ていない)。初期のドラクエは船が手に入って行動範囲が広がると、進行フラグにある程度の緩さが出てきて、急に手探り感が強くなる気がする。別に手探りってほど手探りではなく、ヒントも的確だし行動範囲の制限も(山で囲んで上陸できない岸とかで)ちゃんとしてるんだけど、行ける街や土地が増えて情報量が急上昇するので、気分的に迷いが生じる。だがそれもまた楽しい部分なのかな。昔はそこらへんが妙に不安になってしまったものだが。

というわけで、山と浅瀬と川に囲まれているスタンシアラは、これは気球に乗ってじゃないと来れない場所だなと早合点してしまい30分ほど無視して別の方面を探索していたのだが、よく見たら上陸できるのに気づいて「行けるのか!」と思わず声に出してしまった。ここらへんまったく忘れている。パノン連れてきて天空のかぶとゲット。

その後バトランド行って、マグマの杖を取りにまたサントハイムに戻って(ここらへんの流れは前後してしまったのだろう)、マグマの谷を通れるようにして女だけの国・ガーデンブルグへ。あー、ここらへんからまた記憶がちょっとだけあるぞ。泥棒の濡れ衣を着せられるイベントがあって犯人捜し、というところまでで今回は終了。

真犯人を捜すまでの人質としてパーティメンバーの一人をガーデンブルグの牢屋に預けるわけだが、とりあえずトルネコを預けてみたら「だと思ったんですよ……」とか言うのでおっさんのエレジーを感じる。トルネコ、微妙に使えないというか、控えメンバーって感じだからなあ……。だがそういえば、以前どこかで聞いた話だと、設定上はトルネコは50歳近くで妻のネネは二十歳前後だというじゃないですか。藤島康介か。というかその年になるまで「自分の店を持つ」という夢だけはでっかく実情はただの雇われ店員(ほとんどバイト)というのはなかなかにつらいものがある。まあすぐに成功するわけだが、ネネと結婚するまでの人生がどうだったのか気になるな。あと、昔のファミ通ドラクエ4の各キャラクターを実写化したら、みたいな企画記事があって、他のキャラは誰だったか忘れてしまったが、ネネは藤田朋子だったことをなぜかずっと憶えている。荒木経惟とのヘアヌード写真集差し止め騒動のときもそのことを思い出していた。……まあ、どうでもいい話ですね。

遠野小説ー藤田朋子初ヌード写真集

投げ出したところまで

夜中から4時過ぎまで。日記書いてないあいだもほぼ週末のみのプレイだが順調に進み、現在は5章だ。キングレオを倒してライアンを仲間にするとこまで。次はサントハイムに行ってバルザックを倒すことになるが、前にも書いたとおり、PS1版を前回プレイしたとき(10年ほど前だ)はここらへんで投げ出していた。さて今回はどうなるか。

しかし、一週間空けただけで話のスジとか街の名前をけっこう忘れていて、これも老化なんかなーと思う。

関係ないけど、モンバーバラの酒場の二階が完全に売春宿で、改めて見るとけっこうドギマギするね。

週末ドラクエ

朝早く起きたので午前中からドラクエIVを。ここしばらく、週末は家にいることが多いのだが、わりとゲームばかりやっていてゲーム充という感じだ。『DOOM』とドラクエを交互にやっている。

1章2章は思ったよりサクッとクリアできて、とりあえあず今日は3章クリア目前まで。トルネコの章後半は武器防具を集めたり売ったりが続くが、そこらへんも含めて、戦闘やダンジョン探索時に、なんかこう、「効率」を頭の中で計算しながらプレイしているところがある。いや、別に特殊なことじゃなくて当たり前の姿勢なんだろうが、俺がゲームへたな所以はこの「効率」の計算が基本的にできないからだ、ということにわりと最近になって気が付いたのだった。RPGで言えば、戦闘を最短で終わらせるための計算や金策、経験値稼ぎをわりと行き当たりばったりでやることが多かったのだ、今までの人生で(人生……)。

具体的には、戦闘で補助系呪文をほとんど使わない(使うとしたらボス戦時に守備力&攻撃力UP系の呪文を使うくらい)、というか雑魚戦では攻撃呪文もあまり使わず意味もなくMPを温存し、結果として戦闘を長引かせてリソースを無駄に消費する……なんていうことが多かった(貧乏性、中長期的な視点で物事を見通せず、目先の小さな得だけを追って結果的に損をする)。子供の頃からそうで、そのクセが大人になっても抜けなかったというわけだ。なんかそういうの、ゲームというか俺の人生そのものに対する態度を反映してるみたいでなんかこう、クるものがあるよね……いや、ゲームはあくまでゲームであって人生の比喩でもなんでもないんだけど、ないはずなんだけど……こう、いろいろ振り返るとなんかこうね、そういうのがある。

でまあ、そういう「気づき」を最近になって得た。で、今回それを強く意識してプレイしていたわけではないのだけど、でも以前と比べたらかなり効率的にプレイできているんじゃないかな……という気がしたのだった(まあドラクエIV自体再々プレイだからというのが大きいのだろうけど)。いや、マヌーサラリホーをちょいちょい使ってるのに、我ながら感動を覚えたんだよね。成長してる……インテリジェンスのあるプレイやでこれは……という。ここらへんは少しはゲームがうまくなった、と思っていいんじゃないだろうか。自分を褒めてあげたい。

アルティメット ヒッツ ドラゴンクエストIV 導かれし者たち

ドラゴンクエスト30thアニバーサリー ドラゴンクエスト名言集 しんでしまうとは なにごとだ! /原著 堀井雄二 (SE-MOOK)

ドラクエIVを今始める

ドラクエ30周年ということでTVやネット、雑誌など各所でドラクエ関係のニュースを見ることが多く、その感じにあてられてドラクエがやりたくなったのだが、なんかヒーローズ2じゃないだろうという気分と、4か5あたりがやりたいんだけどDS版を今更買ったりしてあまり金を使いたくないというのがあって、そういえばすっかり忘れていたけどPS3ではPS1互換があったというのを思い出して、PS1版『ドラゴンクエストIV』を引っ張り出してきた。

PS1版は2001年8月発売だが、俺が買ったのはたぶん2004年頃のはず……と思ってBlogを検索してみたらビンゴだった(→ゲーム体力、ロートルゲーマー、そして強制スクロール - NGM+その他の欲望)。2004年の2月頃。なんかこの頃も、急にドラクエがやりたくなって買ったのだったな。この年の3月にはPS2版のドラクエVが出るのだが、気分的にVじゃなくIVだったということなのだろう。

で、過去のBlogにも書いていたとおり、5章のバルザックのとこで足踏み状態になってそのまま積んでしまったのだった。というわけで、PS3で再開……というか最初からやり直しだ。IVはファミコン版でクリアはしているのだが、どうも記憶が曖昧なところがある。なんだろうな。もうだいぶ昔のことだからな。PS1版は前述のとおり5章のバルザックまでなのだが、こちらでもけっこう忘れているところがあって、まあ結局、憶えていたり憶えていなかったりで、懐かしい気分と新鮮な気分が交互に訪れるというようなプレイングだ。いやしかし、ああ、なんかこうしみじみと面白くていい塩梅だなあ。今の俺にはこういう湯加減のやつがいいんだよ……。

アルティメット ヒッツ ドラゴンクエストIV 導かれし者たち

アルティメット ヒッツ ドラゴンクエストIV 導かれし者たち

 

ボーキサイト

春めいてきた……だが家族のことでも仕事のことでもいろいろ慌ただしくなってきてて、あまりゲームをゆっくりやる時間がない。昼休みに艦これやるくらいかな。

あの、潜水艦に妙に強いふたり用に、ソナーと爆雷を持たせてやろうと思って開発を頑張ってみたらぜんぜん出なくてボーキサイトが底をついた。そしてこれはなかなか増えない。空母が入渠するたびにボーキサイトを消費して艦載機を積むので、全艦隊から空母を外して、代わりに重巡洋艦軽巡洋艦駆逐艦を入れて育てることにする。特に重巡洋艦は使いどころがよくわからなくてぜんぜん育ててなかったので、これも良い機会なのかもしれない。

そんでボーキサイトが回復したら開発を回してるんだけど、やっとソナーと爆雷が出たので装備。「潜水艦ぶっ殺し部隊」という艦隊名にして1-Eに突っ込む。それまで後一歩のところで沈められなかったボス旗艦をなんとか沈めることができた。よしよし。

UFOキャッチャーでN in 1なパチファミが


……あったというので同僚が千円ほどの投資で取ってきた。たぶんFCベースの1チップマシンだと思うがカートリッジが差せなくて内蔵ゲームのみ。内蔵タイトルは200本。

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というわけで終業後にみんなでやってみたわけだが、随所に工夫のあるタイトルが意外とあって、これはなかなかいい買い物(プライズだけど)なんじゃないかと思った。シューティング系のものがわりと普通に遊べる。貧相な『F/A』みたいなゲームがなかなか良かった。あと戦車が自機の任意スクロールシューティングが良い。スペースインベーダーライクな『Man in Red』(これだけタイトル覚えた)は自機が人間で、トリッキーに動くUFOが敵なんだが、このUFOが弾をまったく撃ってこない。UFOにステージ最下部まで侵攻されるとなぜかブロックに変化し、これが障害物となって自機の移動範囲が狭くなる。まったく移動できないときにUFOに触れると1ミスということなんだろうけど、よっぽどゲームがへたな人じゃない限りそこまでブロックが増える前にUFOを全て撃ち落とせるので、なんというか虚無だった。
たぶん他のN in 1ソフトとかぶるタイトルもいっぱいあるんだろうけど、きっと世界のどこかには、こういう開発者の名前もメーカーもまったくわからないゲームにやたら詳しい人がいて、だいたいいつごろにどこで作られたものだとか、別名一覧とか、そういう情報をまとめたリストを作っているに違いない。ロマンがある。